令和3年度長浜景観広告賞の決定
- [公開日:2022年6月13日]
- [更新日:2022年6月13日]
- ID:2104

1.趣旨等
市では、魅力ある景観まちづくりを推進するため、長浜景観広告賞を設け、表彰をしています。
10回目となる令和3年度は、令和3年9月1日~令和3年10月1日に、まちなみと調和しているなどの優れたデザインを有する屋外広告物を募集したところ、26点のご応募をいただきました。その中で、『長浜景観広告大賞』1点と『長浜景観広告賞』4点を決定しましたのでご紹介します。

2.募集対象等
市内の屋外に設置されている広告物(看板)のうち、下記に該当する広告物を募集(自薦他薦問わず)
- 老舗店舗などの歴史や伝統を伝えるもの
- 企業や店舗などの特徴を優れたデザインで表現したもの
- 素材・色彩・文字などを創意工夫した斬新なもの
- 照明効果を工夫し夜間の視認性を高めたもの
- 複数のものを統合し、合理的、効果的に制作されたもの
- まちなみや田園と調和し、優れた意匠を有したもの

3.募集結果
26点(自薦:9点、他薦:17点)

4.審査の経過
長浜市景観審議会において審査を実施しました。
- 審査日
令和3年11月30日火曜日

5.表彰式
下記のとおり表彰式を執り行いました。
- 日時 令和4年1月18日火曜日 午後2時00分~午後3時00分
- 場所 長浜市役所3階 特別会議室
※全体写真の撮影時のみマスクを外しています。

6.受賞広告物
添付ファイル
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長浜景観広告大賞(1点)
Biwa collage (元浜町)



広告主:Biwa collage
デザイナー:月ヶ瀬 雄介
製作者:ADDICT株式会社
(長浜市景観審議会 講評)
■まちなかにあるイタリアンレストランの壁面広告物。
白と黒を基調とした店舗ファサードに、琵琶湖畔の夕景をモチーフとした広告物の色彩、意匠が品良く調和している。素材に長浜市の市木である「ケヤキ」を使用し、木目のグラデーションをデザインに活かすなど、アート感に溢れている。

長浜景観広告賞(4点)

Loupe舎(宮前町)



広告主:Loupe舎
デザイナー・製作者:株式会社Kenner(ケンナー)
(長浜市景観審議会 講評)
■町家を再生した古書とカフェを営む店のつり下げ広告物。
「ルーペ・本・コーヒーカップ」をモチーフとして、鍛鉄で制作したレトロ感あふれる広告物が、長濱八幡宮の参道の佇まいによく調和している。カフェでゆっくり古書を楽しむことをコンセプトとするオーナーのメッセージが伝わってくる。

日軽パネルシステム株式会社エンジニアリングセンターTec Lab(酢)



広告主:日軽パネルシステム株式会社
デザイナー:株式会社横河建築設計事務所
製作者:日軽産業株式会社/株式会社桑原組
(長浜市景観審議会 講評)
■未来志向の企業イメージが伝わってくる工場の壁面広告物。
自社製品のパネル建材を使った白い壁面に、会社名のロゴマークをシンプルに配置した広告物である。バックライトによる夜景の演出が、地域のランドマークとしての広告物効果を高めている。

ぺんぎん食堂(大宮町)



広告主:ぺんぎん食堂
デザイナー:石原 領
製作者:A.SITE 平居 晋
(長浜市景観審議会 講評)
■路地裏にある小さな居酒屋の壁面広告物。
路地の木造建物を改装した居酒屋の入り口に取り付けられた壁面広告物。照明が入ると調理する小さなペンギンの姿が浮かび上がり、人を温かく迎え入れる店主の思いが伝わってくる。

曳山博物館(元浜町)



広告主:公益財団法人長浜曳山文化協会・長浜市
デザイナー・製作者:有限会社不二サイン
(長浜市景観審議会 講評)
■長浜の歴史・文化を象徴する曳山博物館の野立広告物。
ユネスコ無形文化遺産登録を記念し、2016年にリニューアルされた野立広告物。長浜文化を象徴する曳山博物館の看板として、建物や周囲の街並みと調和した視認性の高い広告物となっている。

7.過去の受賞作品(一覧)
これまで受賞された広告物については次のリンクからご覧いただけます。