生活保護を受けるための手続について教えてください。

生活保護制度の申請手続については、次のとおりです。

(1)相談
　生活に困ったときは、市（福祉事務所）社会福祉課に、ご相談ください。
　地区担当員（ケースワーカー）が家庭の事情や、困っている状況などの詳しいお話をお聞きし、保護を受けるための要件を説明したり、年金や手当などが受けられる場合は、その手続などを説明します。
　　　　　　　　
(2)申請
　生活保護は申請により開始されますので、生活保護申請書など必要な書類を提出していただくことになります。生活保護の申請ができる人は、原則として本人か同居の親族、または扶養義務者の方です。
　生活保護の申請をされた方については、保護の決定のために次のような調査を実施します。
　　・預貯金、保険、不動産等の資産調査
　　・扶養義務者による扶養（仕送り等の援助）の可否の調査
　　・年金等の社会保障給付、就労収入等の調査
　　・就労の可能性の調査
　　・生活状況等を把握するための実地調査（家庭訪問等）

(3)保護の決定
　申請を受理してから、原則14日以内、遅くとも30日以内に、保護が開始されるかどうかが決定されます。