第21回終戦記念展
「描かれた戦争-絵に託した思い-」
      
会期:令和5年725日(火) から93日(日)まで
     
 太平洋戦争の終結から78年。戦後生まれの国民の割合は人口の85%超となり、戦争を経験した「語り手」がいなくなる時代は、そう遠くなく訪れます。
 浅井歴史民俗資料館が体験者の生の声にこだわり戦争体験を語り継ぐ企画展を開催したのは2002年夏。学童疎開してきた人たち、元従軍看護婦の体験、肉親が戦争体験者など一人一人の記憶に触れた時に自分ごととして捉え、共感し、そして平和について考えてきました。
 本展では、旧春日村小宮神地区出身の芸術家・藤原市三郎さん(1911-1975)が戦地ビルマの厳しい環境の中で故郷に送ったはがきや挿絵から、現地の人々の素朴な日常生活を紹介します。また、武田倫江さん(長浜市南高田町在住)のクレヨン画からは、戦時下における学校の様子と、そこに生きた子どもたちの姿に迫ります。
 

 
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