企画展のご案内

第23回終戦記念展
「戦後80年 昔、戦争があった
 -旧大郷村役場文書にみる戦争-」
      
会期: 令和7年715日(火) から831日(日)まで
  内容: この夏で終戦から80年になります。今回の展示では旧大郷村役場文書のうち「兵事関係文書」といわれる戦前戦中の兵事行政にかかわる文書を紹介します。
当時、全国の市町村役場には「兵事係」という部署がありました。兵事係の仕事は、軍の指示を受けて、兵役適齢者の調査や兵役を終え除隊した人の現況把握をはじめ、軍から届く召集令状(いわゆる赤紙)や死亡告知書(戦死広報)の配達などがあり、戦争末期には少年志願兵募集のノルマも課せられました。まさに地域住民と戦場をつなぐ役割を果たしていました。
一見すると古びた簿冊にすぎませんが、これらの背景にある、戦争の時代に翻弄された当時の人々の様々な想いを感じていただれば幸いです。
 
 

企画展
「家臣たちの戦国時代
 -浅井家臣団の城館跡とその時代-」
   
会期: 令和7年1028日(火) から1130日(日)まで
  内容: 京極氏家臣で国人領主の浅井氏三代(亮政、久政、長政)の活躍の裏には、それを支える多くの家臣たちの力がありました。
家臣たちの活躍の場は、合戦のみならず、幕府や政治の舞台、他の戦国大名たちとの外交交渉、城郭や拠点・道などの造作普請、在地の人びとや土地の掌握と支配など多岐にわたっています。
展覧会では、行政から雑用まで様々な仕事で活躍していた家臣たちの姿を、古文書や家臣団の城館跡から出土した遺物などの関係資料をもとに紹介します。
 
 

企画展
「民芸に触れて」
   
会期: 令和8年120日(火) から31日(日)まで
  内容: 大正末期、庶民の日用品が「民芸(民衆的工芸)」と名付けられてから100年。
民芸は、思想家の柳宗悦(1889~19761)が、民衆の暮らしの中から生まれた美の価値を紹介しようと、陶芸家の浜田庄司、河井寛次郎らとともに1925年につくった言葉です。陶器や磁器、木工、漆、織物、ガラス、竹細工等、日本各地で作り手たちが技術を守り、それを基に実用的な品物が作れられました。
柳宗悦著書「手仕事の日本」に記された「浜縮緬」や湖北に伝わる「常喜椀」や「小原かご」など、多様な品を作り続けた人々の暮らしと手仕事で作られた暮らしの道具たちを紹介します。
 

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