県指定 舎那院護摩堂 一棟 室町時代 舎那院
 舎那院の開基は、弘仁二年(814)僧空海によると伝えられる。
 平安時代後期以降は長浜八幡宮の神宮寺としての勝軍山新放生寺の一院であった。
 明治維新の神仏分離により舎那院のみが残り、昭和14年長浜八幡宮の整備に伴い、愛染堂(本堂=本地堂)とともに、護摩堂を現在地に移転した。
 建物は桁行、梁間とも三間の正方形で寄棟造の檜皮葺。柱には隅延びがあって頭貫の木鼻、実肘木の絵様繰型等、室町時代の様式を示す、市内で最も古い建物である。
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