市指定 絹本著色愛染明王像 一幅 室町時代 舎那院
 中央に三幅、両側に各半幅の画絹を添えて一鋪となす。愛染明王は三目六臂の坐像で、肉身は朱彩となる。頂上に獅子頭をのせ、髪を逆立たせる。獅子頭の肉身は白色、頂上に三鈷をのせる。条吊に宝相華、膝頭に雷文つなぎ、亀甲つなぎ草花文を切金で描き、台座蓮弁にも切金を使用する。光背は二重焔光で、焔に補材がみられる。室町時代の製作と考えられる。
 本地寸法 竪235センチ、横158センチ。
閉じる
Copyright(c)2005 NAGAHAMA CITY All Right Reserved. 当サイトの各ページの記事・写真の改ざん及び無断転写を禁じます