県指定 木造不動明王立像 1躯 平安時代 神照寺
 構造は一木彫彩色像で、心去材を使用し、背ぐりを施さず、左手は前ぱく並びに手先を別はぎとし、さらに両足先をはぎ、ほぞをもって台座に立つ。
 彫眼で臂釧・腕釧共に本体より造りだし、衣文に多少飜波が残っている。ただし莎髻(しゃきつ)、持物は後補。像高55.5センチ。
 台座、光背(火焔光)共に後補。台座は框座の上に岩座を置き、高さ9.8センチ。台座裏に文政12年9月の修理銘がある。
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