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わたしたちの市の歩み

歴史に残る人や文化財

醍醐寺

琵琶湖を望む高台に建つ醍醐寺。鎌倉時代、後白河(ごしらかわ)天皇の御代(みよ)に建立された寺院で、今日に至るまで、合戦などさまざまな変化の中にありながら、その時々をしのばせる多くの宝物が保存されています

だいごじ醍醐寺は、下草野五山の内、唯一残るお寺です。 鎌倉時代に建てられたと伝わっています。中には、たくさんの宝物がいまだにあります。その1つが、あの有名な運慶うんけいが造ったとされる「木造毘沙門天立像もくぞうびしやもんてんりゆうぞう」です。

木造毘沙門天立像もくぞうびしやもんてんりゆうぞう

(人々を守り幸せを与える仏のこと)
鋭くつり上がった眼、横に広がった太い鼻、ぶ厚いくちびるを「へ」の字に結んだ顔立ちは、勇壮であり、堅そうなよろいからは、勇者の力強さを感じます。 像高は短いが、腰の強さや衣の線の美しさに鎌倉時代の風格がよく表され、郷土の古美術の誇りです。

「運慶」が造った仏像にはどんなものがあるでしょうか。  調べてみましょう

参考資料

  • 「浅井の文化財」:長浜市教育委員会

教科書との関連

  • 中学社会「歴史的分野」(日本文教出版)84頁《第3編「中世の日本」①鎌倉・室町の文化》

写真提供

  • 長浜市教育委員会文化財保護センター