NAGAHAMA City of Native Study Data.
長浜市郷土学習資料
わたしたちの市の歩み
ふるさとの伝統を守る
西浅井町集福寺(しゅうふくじ)地区でおこなわれる「ちゃんちゃこまつり」とは、どんな祭りなのでしょう。
下塩津(もとしおつ)神社で毎年8月16日に行われる祭りで、平成21年度から1年おきに実施されることになりました。 「チャカチャンチャン」というリズミカルな鉦(かね)や太鼓の音が、名前の由来です。 踊りは、鉦・太鼓・棒による中踊りと、その周囲を美しい花笠と音頭の側を踊りが取り囲んで行われます。 花笠・太鼓踊り・武者(行列という三部構成の祭りは、特別な手引書もないままに口伝えで子どもたちに継承されています。
祭りの練習は約二週間前から連夜行われます。氏子(うじこ)によって組織される 宮若社(みやわかしゃ)といわれる若者が行事を運営し、大人から子どもまで一丸となって祭り文化を支えています。 近年の過疎化と少子化により、青年層の参加者が少ないのが気がかりですが、参加する家族たちの支えもあって親子何代にもわたって今日に伝えられています。