長浜に古くからあるお店
長浜に古くからあるお菓子屋さん
このお菓子屋さんは、江戸時代の天保年間(1830~1843)から続くお店です。元々はその当時一番にぎやかだった船町の方でお店を していたそうです。今は元浜町の方でお店をしておられます。
お店の人にインタビューしました
どういったお客様が多いですか?
ほとんどがこの地元の方です。冠婚葬祭の時のおまんじゅうが中心です。 他には、地元の人たちや会社の方がどこかへ出かけられたりしたときのおみやげなんかにも使っていただいています。そうそう、小学校の入学や卒業のお祝いにもおまんじゅうを使っていただいていますよ。
観光のお客様も多いように思いますが?
少しずつ増えていますが、やはり中心は地元のお客様ですね。でも、観光の方のおみやげにも合わせて、おまんじゅうだけでなくいろいろな商品も置いていますよ。
原材料について教えてください
一番大切なあんこの材料の小豆には、特に良い物をとこだわっています。北海道産の極上の小豆を使用しています。これもみなさんにおいしいものを食べていただくためです。
大切にしておられることは何ですか?
一つは、「伝統を守ることと、変えていくこと」です。昔ながらの製法は変えずに、伝統の味は大切にしています。
でも、それと同時にお客様の思いに合わせて、今の時流に合わせたような味付けや口触りを活かして少しずつ変えていく部分もあります。
もう一つは「お客様を大切にすること」です。お客様のニーズに合わせて伝統を変えていくことももちろんそうですが、やはり衛生面をしっかり管理していくことによって、お客様に安心して食べていただけるように心がけています。
私たちは、長浜の町の歴史を作ってきたという思いもありますが、地元の人々に育てていただいてきたという感謝もあります。これからも昔ながらの文化を大切にし、守り育てていきたいと思います。
働いていてうれしいことは何ですか?
やっぱり、おいしいとお客様に喜んでもらえることですね。「昔からここのおまんじゅうが大好きです。」と言ってもらえた時が最高です。
いろいろな商品が並ぶ
休憩のためのいすがある
お客様にインタビューしました
地元の方ですか?
はい、長浜に住んでいます。
何を買いに来られたのですか?
法事の時のお供えのおまんじゅうを買いに来ました。
注文しておかれたのですか?
前に電話で頼んでおいたので、今日は取りに来ました。頼んでおくとこうやってパックに入れてちゃんと準備しておいてくれます。すぐに持って帰れるのでとっても便利です。それに、何個入りでも作ってもらえるのがいいですね。
どうしてこのお店を選ばれたのですか?
私の家では、昔から何かといえば、このお店のおまんじゅうです。おいしいのでみんなから喜ばれるし、古くからあるお店で付き合いも長く、信用できます。