特別陳列「長浜ゆかりのひな人形展」・特別陳列 「曳山祭関係資料展 子ども歌舞伎」会期:平成31年3月2日(土)から4月21日(日)
開催趣旨

 特別陳列 「長浜ゆかりのひな人形展」


  内裏雛、三人官女、五人囃子など様々な人形や雛道具が飾られる雛祭りは、「桃の節句」とも呼ばれ、春の訪れを告げる華やかな行事です。
 その歴史は、罪や穢(けが)れを託して水に流した古代のヒトガタや、平安貴族の子どもたちが行った「ひいな遊び」に遡(さかのぼ)ります。祈りを託し、時に一緒に遊ぶという人形のあり方は江戸時代に引き継がれ、女の子のためにお雛様を飾る風習が全国的に定着しました。
 長浜城歴史博物館では、桃の節句の到来にあわせて、長浜にゆかりのひな人形や調度品の特別陳列を開催します。大通寺(だいつうじ)に伝来する井伊直弼(いいなおすけ)の第七女・砂千代(さちよ)のひな人形とひな飾り、長浜の豪商・浅見又蔵の浅見家が長浜愛児園に寄贈したひな人形、そして長浜の商家・四居家が所有した御殿雛と、関連する豪華な調度品などを展示します。
 女児の健やかな成長を願う季節の行事と、繊細で美しく、そしてかわいらしいものを尊ぶ日本の美意識を楽しんでいただければ幸いです。



特別陳列 曳山祭関係資料展
「子ども歌舞伎-曳山祭をもっと楽しむための展示-」

  長濱八幡宮(ながはまはちまんぐう・長浜市宮前町)の春季例祭である長浜曳山祭は、毎年4月9日〜17日の間開催され、八幡宮から御旅所への神輿渡御(みこしとぎょ)をはじめ様々な行事が行われます。祭礼中の大きな見所の一つが、ユネスコ無形文化遺産にも登録された国指定重要無形民俗文化財「長浜曳山祭の曳山行事」です。祭に出場する曳山の舞台では、6〜12歳頃の子どもによって歌舞伎が演じられ、祭に華を添えます。
 祭において子ども歌舞伎が演じられるようになったのは江戸時代の中頃と考えられています。そして現在に至るまで、長浜の町衆によって脈々と受け継がれてきました。こうした長浜曳山祭と子ども歌舞伎の長い歴史の中で、上演時間を40分とする決まりや、歌舞伎の演目の題名を長浜の町衆が5〜7文字程度で考えた「長浜外題(げだい)」と呼ばれる長浜独自の芸能文化が育まれてきました。
 本展示では、曳山祭に関する資料を通じ、長浜の子ども歌舞伎の歴史と文化について紹介します。本展が今年の祭をさらに楽しむきっかけとなればと幸いです。

外題札とは!?
 祭に出場する曳山の舞台向かって右側に懸けられる木板を「外題札」といいます。外題札には、長浜の町衆が5〜7文字程度で歌舞伎の演目の題名を表した「長浜外題」が記されています。
 「長浜外題」は京都や大阪で演じられた歌舞伎につけられている一般的な外題(題名)とは異なっており、長浜町衆の芸能に対する教養の高さが窺えます。外題から一体何の演目かわかりますか?

曳山の名前の由来も記される曳山祭のバイブル「外題帳」
 外題帳には、長浜曳山祭の外題が長濱八幡宮への子ども歌舞伎の奉納順に記されています。外題の記録は明和6年(1769)に遡り、江戸時代から続く長浜曳山祭の歴史を知る上で欠かせない資料です。また外題帳には、その年々の祭りに関する出来事の記述もあり、曳山に名前が付けられるようになった由来も外題帳から知ることができます。


 
□ 主催 長浜市長浜城歴史博物館
□ 会期

平成31年3月2日(土)から4月21日(日)

□ 休館日

会期中無休

□ 会場 長浜市長浜城歴史博物館2階展示室
□ 開館時間 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
□ 入館料 個人一般  400円   小・中学生 200円
  団体一般  320円   小・中学生 160円
※団体は20名以上
※長浜市・米原市の小・中学生は無料
 展示詳細はこちら
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