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開催趣旨 |
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中川耕斎(なかがわ こうさい・1838−1922)は、長浜市山階町に生まれ、明治から大正にかけて活躍した画家です。本年、没後100年を迎えます。
耕斎は20代で彦根や京都に出て絵を学びました。京都では岸派の岸竹堂(1826−1897)に師事したと伝わっています。明治維新後に帰郷しますが、その後も第3回内国勧業博覧会に《呉二喬読兵書図》を出品するなど、精力的な活動を続けました。
岸派の得意とした虎の絵をはじめ、花鳥画、山水画、人物画など、地域の人々の求めに応じ、生涯様々な作品を残しています。また、後進の育成にも熱心で、耕斎の教えをもとめる人が湖北各地から集まり、なかでも大路町の清水節堂(1876—1951)や高月町かしはら柏原の小森竹塘(1855−1930)当目町の宇治橋春年(1897−1981)、加納町の加納凌雲(1878—1958)は、耕斎亡き後、近代の湖北を代表する画家に成長しました。
画家として活動するかたわら、坂田郡第13区副区長や神照村長なども歴任した耕斎は、没後間もなくその功績を伝える顕彰碑が建立され、昭和25年(1950)に行われた長浜市第1回先人顕彰事業では、長浜を築いた偉人の一人として表彰されています。耕斎は近代の長浜の文化・行政の発展に大きく貢献した人物といえるでしょう。
没後100年を記念して開催する本展では、耕斎の生涯と画業を振り返ります。郷土を彩った魅力的ある作品の数々をご覧ください。
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