2階展示室
開催趣旨
秀吉と長浜 第4回 「秀吉と能楽」
 安土桃山時代、能楽は多くの有名武将に愛され、その文化の盛り上がりを見せます。その牽引役となったのが豊臣秀吉です。
 秀吉は熱狂的な能の愛好家で、自身でも好んで能を舞い、自身の事績を新作能として表現するほどでした。
 秀吉が能に傾倒するのは、長浜を出てしばらく経った、朝鮮出兵で肥前・名護屋(現在の佐賀県唐津市)にいたときの57歳からと伝えられています。秀吉は文禄2年(1593)に、能の稽古を始めます。能を習い始めた理由は、能と縁が深かった弟・秀長の影響を受けたと言われています。
 稽古に関しては大変熱心で、本格的に稽古をはじめてからわずか50日足らずで十番(曲)の能を覚え、師の暮松新九郎(くれまつしんくろう)から太鼓判を押されたといいます。能楽を大成させた人物の一人である世阿弥作の秘曲「関寺小町(せきでらこまち)」などの難しい曲も演じていた記録や、秀吉の能を高く評価されたことがわかる文書なども残されています。
 今回のコーナー展示では、資料を通じて秀吉と能の関わりについて紹介します。


 
□ 主催 長浜市長浜城歴史博物館
□ 会期

令和5年10月5日(木)〜12月3日(日)まで

□ 休館日 令和5年10月16日(月)
□ 会場 長浜城歴史博物館 3階展示室
□ 開館時間 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
□ 入館料 個人一般  410円   小・中学生 200円
  団体一般  330円   小・中学生 160円
※団体は20名以上
※長浜市・米原市の小・中学生は無料
 
 
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