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開催趣旨 |
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今年度は、湖北を治め、長浜城を築城した秀吉とその家臣であり、知略者とされる石田三成との関わりを年間テーマとした展覧会を開催します。秀吉の長浜城主時代の家臣のひとり(近江衆)として、石田三成はどのように活躍したのでしょうか。秀吉のサクセスストーリーに助力した三成の功績等を紹介します。
第3回目となる本展では「石田三成と関ヶ原の戦い」を開催します。関ヶ原の戦いは、三成にとって秀吉没後の豊臣政権存続と繁栄のため、敵対する家康勢力打倒のための戦いでした。独自政権の確立を目指す徳川家康との対立は避けることが出来ず、三成と家康の双方に味方する大名の多数派工作や、朝鮮半島から出兵軍の撤退と明国との講和、石田三成襲撃事件、三成の五奉行辞任と佐和山城での隠棲、会津の上杉征伐などを経て、慶長5年(1600)9月15日、関ヶ原の戦いを迎えます。
三成は西軍を率いて伏見城の戦いなどで勝利しましたが、関ヶ原では東軍率いる家康に、敗北を喫し伊吹山中に逃亡を図りました。そして、6日後に同郷の田中吉政に捕らえられ、京都六条河原で処刑、三成の首は三条大橋の袂で晒されました。
三成の人生をかけた戦いと、その後を紹介します。
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