国史跡 「北近江城館跡群」下坂氏館跡・三田村氏館跡
 平成18年1月26日に指定された国史跡「下坂氏館跡」が国史跡「北近江城館跡群」下坂氏館跡に名称変更され、今回新たに「三田村氏館跡」が平成19年7月26日に追加指定されました。
 北近江城館跡群は中世の湖北地方の在地領主(土豪)の湖北地方の高い生産性、加地子という地代の中間収取権、多くの土地を集積する地主としての姿、水利権を掌握し、村々の法秩序を作り上げる姿、荘園の代官として年貢の収納にあたる姿など、潜在的に領主に対抗しうる力を持つ農民層の支配のありかたなど、南北朝時代から戦国時代にかけて、足利氏や京極氏、浅井氏と深く関わった近江湖北中世土豪の農民支配と城館構成の在り方を考えるうえで大変貴重といわれています。
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下坂氏館跡

三田村氏館跡

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