ヨシは水の中のリンや窒素(ちっそ)を取りこんでびわ湖の富栄養化(ふえいようか)を防ぎます。また、ヨシに付いた微生物(びせいぶつ)が水の中の有機物(ゆうきぶつ)をこわします。その微生物(びせいぶつ)を虫や魚が食べ、その魚を大きい魚や鳥が食べ、びわ湖の動物たちが育ちます。また、ヨシの根っこに魚などが卵を生んだり、ヨシ原に鳥たちが巣を作りヒナを育てたりします。ヨシ群落(ぐんらく)はびわ湖の湿地(しっち)では一番大切な場所なのです。そのため1992年滋賀県ではヨシ群落保全条例(ぐんらくほぜんじょうれい)をつくって、ヨシを守り、ヨシを育て、ヨシを利用する県民の活動を始めました。
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「追いさで網漁」
春先になると、三角の「さで網」を広げているところへカラスの羽をつけた長い竹ざおをたくみに使って、湖岸を回遊(かいゆう)しているコアユを追い込み、すくい取る漁法です。これは、コアユは驚くと一カ所に固まる習性(しゅうせい)をうまく利用したものです。 |