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    【湖東湖北ゆうゆうパートナーズ様】南ながはま協創パートナー企業インタビュー

    • [公開日:2026年6月29日]
    • [更新日:2026年6月29日]
    • ID:16990

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    令和7年度、南長浜の湖岸緑地で「SUP&Beach」及び「田村フェス」を開催いただきました湖東湖北ゆうゆうパートナーズの中地様にお話しをお聞きしました。

    湖岸緑地田村は、地域と未来をつなぐ『種まき』の舞台

    管理の枠を超え、公園に「賑わい」の息吹を

    ――湖東湖北ゆうゆうパートナーズ様は、長浜市内の湖岸緑地の指定管理において、非常に活発なイベント展開をされています。その核となる想いをお聞かせください。

    中地)私たちは西武造園と近江鉄道によるJV(共同企業体)として、「安心・安全」な公園管理をベースにしながら、いかに地域に「賑わい」を生むかを追求しています。公園管理の基本は「安心・安全」ですが、それが行き過ぎるとどうしても「賑わい」が弱くなってしまいがちです。着任して3年、私たちが力を入れてきたのは、公園を舞台にした「環境教育」と「地域のつながり作り」です。その集大成のひとつが『田村フェス』です。

    中地)このイベントは、単なるお祭りではありません。公園を舞台に、地域の多世代が活躍し、環境や文化を次世代へつなぐ「種まき」の場だと考えています。昨年には「琵琶湖・山・里」が一体となる理想の形が見えてきました。例えば、琵琶湖の固有種の放流を通じて漁業資源を学び、山エリアでは滋賀県産の木材を使ったクラフト体験を行う。公園が地域の資源を知る「種まき」の土壌になればと考えています。


    ――素敵な思いをありがとうございます。田村フェスは幅広い世代の方々が関わられていたことが印象的でした。

    中地)そうですね。元々は、公園管理をお手伝いいただいているシルバー人材センターの皆さまに「活躍の場」を提供したいという思いがありました。長年地域を支えてきた方々が、育てた野菜を販売したり、子どもたちと遊んだり。その姿は本当に生き生きとしています。また、長浜バイオ大学の学生さんたちとの連携も欠かせません。スライム作りなどの「お外で科学教室」を開いてもらったり、野外ライブをしていただいたり。学生たちが自分の研究や活動を地域に披露し、地域側もそれを応援する。そんな相互に盛り上がる関係性が、田村フェスの理想の原型です。

    遊び体験を通して学ぶことのできる場としての「公園」

    ――防災面でも、公園の新しい活用法を提案されていますよね。

    中地)弊社(西武造園グループ)には「災害に備えられる公園」という概念があります。「そなえパークの日」という日を設けて、身近な「公園」が災害時に果たす役割と、身の回りの防災の大切さを伝えています。また、グループとして「焚火クラブ」というアウトドアイベントを興して、楽しむだけではなく、火の適切な取り扱い方法や、安全な道具の使い方などをあわせてご紹介しています。「アウトドアは役に立つ」を合言葉に、消防や警察とも連携しながら、子どもたちが楽しみながら防災リテラシーを高められる場を、今後も南長浜の公園で広げていきたいですね。

    ――さらなる展開に向けて、行政や地域に期待することはありますか

    中地)私たちが求めているのは「マッチング」です。キャンプイベントを企画したい若い世代や、地域おこし協力隊の方々など、新しい感性を持つプレイヤーと繋いでいただけると、私たちの持つ現場やノウハウと掛け合わせて、より面白い化学反応が起こせるはずです。

    ――南長浜には、琵琶湖を愛し、新しい発信をしようとしている若者がたくさんいます。市の広報やネットワークをフル活用して、積極的に橋渡しをしていきたいです。

    新しい挑戦。「田村」だからできること ―駅から5分のサップ体験―

    ――昨夏開催いただいた『SUP&BEACH』は私も拝見させていただきましたが、とても良い雰囲気だったのを覚えています。あらためて南長浜の「田村」の良さを教えていただけますか。

    中地)広くて遠浅のビーチなのでポテンシャルのある魅力的な場所です。また、田村の最大の利点は、駅から徒歩5分というアクセスの良さです。県内の湖岸緑地の中で、これほど電車で来やすい場所は他にありません。

    ――開催する上で課題だったことはありますか。

    中地)ジェットスキー利用者との「住み分け」が課題でした。利用者皆様のご協力や警察の啓発活動のおかげで、安全に開催することができました。2028年度までの黒字化・持続可能な事業化を目指し、今後もこの湖北の新しい夏の風景を育てていきたいと思っています。

    ――地域や事業者の方々へのメッセージがあればお願いします。

    中地)まずは、気軽に公園へ遊びに来てもらいたいです。そこから「一緒にこんなことができたらいいね」という輪が広がっていくことが、私たちの理想です。景色が良く、誰もが笑顔で帰れる場所。それを維持する公園管理を、これからも続けていきます。