ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

検索

現在位置

あしあと

    【長浜信用金庫様】南ながはま協創パートナー企業インタビュー

    • [公開日:2026年7月2日]
    • [更新日:2026年7月2日]
    • ID:16995

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    長浜信用金庫(長浜市元浜町)の田邉常務理事、経営企画部 伊吹課長にお話をおうかがいしました。

    地域に居続け、地域を支える。“縁”が生み出す地域共創

    100年の知恵。地域密着型の金融機関として

    ――長浜信用金庫様は、南ながはま共創パートナー企業として南長浜のまちづくりにご協力いただいております。あらためて、地域における御社の「強み」とはどこにあるとお考えでしょうか。

    田邉)私たちは金融機関ですので、融資や補助金を通じた事業支援が本分ではあります。しかし、その過程で私たちが得てきた「地域の情報」と「信頼関係」こそが最大の財産です。100年を超えてこの地で活動し続けてきたからこそ、南長浜をはじめ、長浜・米原の歴史的な流れや、地域の皆さまが持つ「底力」を肌で知っています。地域外の情報には手薄な部分もありますが、だからこそ地元の皆さまと深く情報を交換し、成功事例や未来への展望を共有できる。この「地域密着の目利き」としての力を、まちづくりにも役立てたいと考えています。

    田邉)また、私たちの強みは、徹底した「対面対話」と「フェイストゥフェイスの伴走支援」です。効率化を優先するメガバンクや地方銀行とは一線を画し、私たちは「支店を統廃合しない、その地に居続けること」を方針としています。窓口業務が機械に代わっても、生身の人間にしかできない役割があります。それは、お客様が重要な決断をする際のアシストです。「長浜信用金庫だから相談できる」「あの人がいるから安心だ」と言っていただける、人間味のある情報提供と解決力。これこそが、他には真似できない私たちのコンテンツです。

    ――南長浜のポテンシャルを最大限に活かすために、いま必要な視点は何でしょうか。

    田邉)地域の価値を再認識するということでしょうか。実は、私たち自身が「自分たちの良さ」を一番分かっていないことが、最大の課題かもしれません。地元の人ほど「長浜なんて何もない」と謙遜しがちですが、それはもったいないと感じます。南長浜地域には素晴らしい大学があり、豊かな自然があり、すぐ隣には新幹線駅のある米原市とも地続きで繋がっている。「外から見て、長浜はどう評価されているのか」という客観的なニーズを再発見し、自信を持って発信していくことが大切です。長浜市が掲げる「シビックプライド」も、閉じた世界ではなく、こうした開かれた視点から生まれるものだと思います。私たちも地域の金融機関として、全国の信用金庫が集まる場で「長浜信用金庫ここにあり」と胸を張って言えるよう、誇りを持って活動していきたいですね。

    業務の枠を超えた「越境」が、人材育成の重要なファクター

    ――現在、長浜バイオ大学を中心に「産学連携人材育成コンソーシアム」が進んでいます。金融機関の視点から、これからの「人材育成」についてどうお考えですか。

    田邉)長浜バイオ大学さんが進められている、AIやデジタル、経営視点を持った人材育成には非常に賛同しています。我々も地域金融機関として、その一助となれればと感じています。

    田邉)“人材育成”という点では、私自身の経験を振り返っても、若い頃に勉強会で知り合った商工会議所や市役所の方々との「縁」が、10年、20年経った今、大きな力になっています。当庫の職員には、単に「業務だから動く」のではなく、地域の方々と共にイベントを作ったり、課題を解決したりするプロセスを経験してほしい。そこでの出会いや学びは、お金には代えられない価値があります。行政や大学と「同じ目的」を持って汗をかくことで、職員が「長浜信用金庫の代表として、自分の知恵を発揮している」という自負を持てるような、そんなセッションを期待しています。

    ――南長浜まちづくりビジョンの内外交流ゾーンはまさにセッションを生む場にしたいと考えています。南長浜のプロジェクトを通じて、さまざまな「縁」が生まれるような取組を一緒に考えていければと思います。

    田邉)今の若い世代は、きっかけさえあれば驚くほど積極的に、新しいことに挑戦してくれます。産官学金が手を取り合い、お互いを高め合えるような場を作ることができれば、それは必ず「次なる種まき」になります。金融という枠組みにとらわれず、知恵と技術、そして何より「人」を繋ぐ。南長浜というフィールドで、若者が主導となる新しい街の形を共に作っていければと思います。