長浜市DX（デジタル・トランスフォーメーション）推進戦略

「すべての人に優しく、安心を感じることができるデジタル化」を念頭に置いたDX（デジタル・トランスフォーメーション）を推進するため、「長浜市DX（デジタル・トランスフォーメーション）推進戦略」を策定しました。

この戦略に基づき、社会情勢やデジタル技術の変化に敏速に対応しながら、「デジタル技術の利用によって人々の生活をより良い方向へ変化させ、新しい価値を生み出していくデジタル社会」の実現に向かって、本市のDXを推進していきます。

第三次長浜市ICT利活用プランの計画期間を継承し、令和8年度までとします。

本市では、令和2年3月に「第三次長浜市ICT利活用プラン」を策定し、市民・行政、それぞれの視点に立ち、ICTを活用した各種事業の着実な実施に取り組んできました。

新型コロナウイルスの感染が拡大したことを契機に、急速に進展するデジタル技術の有用性が一段とクローズアップされ、政府では令和3年9月にデジタル庁を創設し、国を挙げてデジタル社会の実現に向けた改革を推し進める動きが加速しています。

このような状況の中、本市では、第三次長浜市ICT利活用プランを基調としつつ、特に“集中的に取り組むべきもの”や“高い効果が期待されるもの”を整理し、短期に実現すべき姿へと向かう直近3年間（令和3年度から令和5年度まで）の取組のロードマップを「長浜市DX推進工程表」として令和3年2月に取りまとめ、令和3年度を「デジタル長浜元年」と位置づけ、『“デジタルのチカラ”で「くらし」と「市役所」に変革を』をスローガンに、本市行政のデジタル・トランスフォーメーション（DX）を推進しているところです。

第三次長浜市ICT利活用プランでは令和4年度に中間見直しを行うとしていたことから、今般、長浜市DX推進工程表との統合も含めて整理し、社会情勢やデジタル技術の変化に敏速に対応できる機動性及び柔軟性を重視した「長浜市DX（デジタル・トランスフォーメーション）推進戦略」へと改定しました。デジタル技術は導入することが目的ではなく、施策や課題解決の手段であることから、「目的達成のためのシナリオ」として「戦略」と称し、目指す姿いわゆるビジョンを実現するための基本的な姿勢を示すものです。

市組織全体で、また関係者と連携・協働しながら、継続的かつ機敏・柔軟に、利用者目線に立ったDXを実現するため、ミッション（目的・使命）、ビジョン（将来像）、バリュー（行動指針）、スタンス（共通認識）を示し、そのもとで個別の施策・取組を組み立てて進めていきます。

「すべての人に優しく、安心を感じることができるデジタル化」

を念頭に置きながらDXを推進するため、3つの基本方針を定めました。

3つの基本方針を踏まえ、4本の施策分野を柱とし、利用者が使いやすいことを重視して、あわせて情報資産の安全な運用対策のもとに、行政サービスや情報システム基盤を設計し、デジタルを標準とした行政運営を行う“デジタルデフォルトなスマート行政”に向けた取組を推進していきます。

「長浜市デジタル行政推進本部」において、デジタル社会の形成に向けた施策の推進に関する協議及び各施策の進捗管理を行います。

なお、施策の推進にあたっては、外部人材の登用や国・県等の支援を活用しながら進めていきます。

「長浜市DX推進戦略」の策定に伴い、継承・統合した「第三次長浜市ICT利活用プラン」と「長浜市DX推進工程表」を参考に掲載します。

令和4年9月22日から令和4年10月21日までの期間で実施したパブリックコメントの結果は、以下よりご確認ください。

https://www.city.nagahama.lg.jp/0000011931.html別ウィンドウで開く