原子力発電等に関する緊急申し入れ

東北地方太平洋沖地震による福島第一原発の事故を受け、福井県若狭湾周辺に立地する原子力発電施設の安全対策のさらなる強化や情報伝達の徹底などを図るよう、4月22日金曜日に、県内4市（高島市、長浜市、米原市、彦根市）が原子力発電事業者に対して申し入れを行いました。

申し入れにあたっては、「原子力発電施設等における最新で最大限の絶えざる安全対策」、「適切で迅速な情報提供と認識の共有」、「地域住民に対するわかりやすい情報提供・情報発信」などの対策を早急に講じられるよう強く求めました。

当日、原子力発電3事業者（日本原子力発電株式会社、独立行政法人日本原子力研究開発機構、関西電力株式会社）あてに申し入れを行い、各事業者から、「今回の申し入れを真摯に受け止め、今後とも信頼関係の構築を図りつつ取り組んでいきたい」との回答をいただきました。その後、それぞれの事業者から安全対策にかかる説明を受け、さらに発電所の安全対策の確認として、敦賀発電所の現地視察を行いました。