乳がんの発症予測に関する調査

　ながはま0次予防コホート事業は、市民の健康づくりと、最先端の医学研究から病気の克服を目指す事業です。乳がんの発症を予測するモデルはいくつかありますが、これらはほとんど欧米人のデータにもとづいて開発されており、日本人（アジア人）のデータにもとづいて開発され汎用されているものがない状況です。

　そこで、日本人のデータをもとに、日本人に最適化された乳がんの発症予測モデルの開発を目的として調査を行います。研究の一端として、コホート事業に参加いただいていいる方を対象に、悪性腫瘍の既往について調べます。この調査では、0次健診でお伺いしたアンケートに加えて、市内の医療機関の診療録を参照します。

　医学系の研究において、参加者の方から新たに同意（インフォームドコンセント）を受けることが困難である場合には、情報公開による拒否機会の提供（オプトアウト）を行なうことが厚生労働省の倫理指針により規定されています。

　この調査については、第1期からの事業参加者には、診療録等の医療情報にアクセスすることについて事業参加時に同意をいただき、方法の詳細を第2期0次健診の案内文書でお知らせしています。また第2期追加募集の方には、事業参加時に追跡調査とその方法の詳細について同意をいただいています。

　今後、本調査に利用または提供されることを希望されない場合は、長浜市健康企画課までご連絡ください。

連絡先：長浜市健康企画課　　電話　：　0749-65-7779（平日　8時30分～17時15分）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メール：　[email protected]

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　病院での調査は、医学研究に携わらない専門員が行います。また、皆様の個人情報は、ながはまルールや法律、関連する倫理指針に従って、長浜市が適切に管理します。

　そのため、この調査の結果を0次健診の結果と合わせて分析する場合でも、京都大学の研究者が個人情報を見たり、調査の結果から個人を特定したりすることはできません。