「長浜市6次産業化拠点整備事業にかかる連携協定」の締結
- [公開日:2020年3月4日]
- [更新日:2022年7月11日]
- ID:8017

「長浜市6次産業化拠点整備事業にかかる連携協定」を締結しました
本市は、小谷城スマートインターチェンジ周辺に、地域の基幹産業である「農業」を主体とした6次産業化拠点整備事業を推進しています。
このたび、「地元生産者」及び「北びわこ農業協同組合」と連携・協力し、平成28年度から麦茶用大麦の栽培をスタートした、穀類の焙煎・パフ化・微粉砕加工等に優れた技術を持つ「京都グレインシステム株式会社」が、長浜市小谷丁野町赤谷地先へ進出することが決定しました。年間生産量は、生産開始時、約110tでしたが、令和2年度には約2300t(約21倍)まで増産され、小麦から麦茶用大麦への「全面栽培転換」が完了する予定であり、一大生産地として「地域農業の振興」、「生産者の所得向上」、「地域経済の活性化」等にも大きく貢献を頂いております。
このことを契機に、令和2年2月25日(火曜日)、「長浜市」「京都グレインシステム株式会社」「北びわこ農業協同組合」の3者は、これまでの相互の連携・協力を更に強化し、地域農業を持続可能な産業として確立することを目的に、「長浜市6次産業化拠点整備にかかる連携協定」を締結致しました。 連携・協力事項は以下のとおりです。
【連携・協力事項】
- 農産物生産者の育成及び指導に関すること。
- 6次産業化にかかる販路開拓及び製品開発等に関すること。
- 安全安心な大麦等農産物の安定供給及び生産拡大に関すること。
- 相互が有する知的資源、人的資源及び物的資源の有効活用に関すること。
- その他、情報の発信やネットワークの形成など新たな6次産業化の促進につなげる事項に関すること。
当地で、国産麦茶用大麦の生産から焙煎加工までの事業スキームが実現すると、「日本初の国産麦茶一貫製造拠点」となり、更に地域企業等との連携や飲料メーカー等への加工販売に繋げることで、「オール長浜で取り組む6次産業化」が実現し、全国にも誇れる先例となります。
本市としましては、今回の企業誘致を起爆剤と捉え、引き続き、小谷城スマートインターチェンジ周辺で、地元生産者が「主役」となる、農業を主体とした、「6次産業化拠点整備」に全力で取り組むとともに、周辺の自然や歴史文化等を活かしつつ、企業ブランド力や情報発信力も最大限活用しながら、観光や商業など市域全体に大きな効果を生み出せるよう、全力で取り組んでまいります。

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