【令和6年3月22日】定期人事異動について

令和6年度の定期人事異動は、長浜市組織機構編成方針を踏まえ、当初予算案に示した3つの柱を中心に、強力に取組を推進できるよう、組織と人員体制の強化を図り、各部局が一丸となって連携し、施策を進めるための配置を行いました。特に推進が必要な重点事業を所管する部署には、担当職員を増員しました。中でも「病院再編」と「ゼロカーボン」に関しては、関係機関との連携を深めるため、滋賀県から新たに職員を迎え入れています。また、企業立地を促進するため、2月に設置した産業観光部商工振興課内の「産業立地推進室」には、専任の担当職員を配置しました.さらに、「こども若者施策」を推進するため、第一生命保険株式会社から即戦力となる民間人材を登用しています。これらの外部人材の活用と、採用困難な状況下でも新規採用者を確保できたことにより、減員調整を行わずに、各部署に適切な人員配置を実現することができました。退職者数に関する報道がありましたが、再任用職員を除く今年度の退職者数は40人で、昨年度より2人減少していますので、特に心配する必要はありません。加えて、各部局で自律的に調整された「職員」と「予算」を基に、より的確な部局マネジメント機能を発揮できるよう、全ての部局に課長を兼務しない「次長」を配置しています。次年度は、幅広く市政の大改革を進め、新しい長浜の姿を描く起点の年にしたいと考えています。また、新たな取組を進める一方で、日常的な市民サービスの安定した提供が市政の基盤であることを念頭に置き、各部局は4月からの新体制で、新たな気持ちで前向きに業務に取り組んでいただきたいと思います。最後に、今年度末をもって退職される皆様には、長浜市政の発展に長年ご尽力いただきましたことに対し、心から感謝申しあげます。今後とも、市政運営に関しご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。