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あしあと

    一言主36 被災地での経験から防災への備えを痛感

    • [公開日:2025年7月1日]
    • [更新日:2025年7月1日]
    • ID:15883

    ※広報ながはまに毎月掲載している市長コラム「一言主」です。

    被災地での経験から防災への備えを痛感」


    1 震災の災害ボランティアに参加

     梅雨も後半を迎え、大雨や洪水が心配な季節となりました。これから台風の多い夏から秋へと、災害のリスクが高まる時期が続きます。私が防災を特に意識するようになったきっかけは、1995年の阪神・淡路大震災と2011年の東日本大震災です。東日本大震災の際には、息子らとともに被災地でボランティアに参加しました。津波で一変したまちの風景や被災された人々の言葉に触れた経験は、今も心に深く残っています。日頃の備えや自分の身を自分で守る意識、周囲の人との支え合いの大切さを、身をもって学びました。


    2 地域の絆が防災力を育てる

     防災の力は、地域で暮らす一人ひとりの行動に支えられています。長浜には、助け合いや自治の力を大切にしてきた歴史があります。「自分たちのまちは自分たちで守る」という思いは、次期総合計画のコンセプト「長浜市の未来図」に掲げる7つの輝きの一つ、「安全・安心」のまちづくりに直結するものです。日々の中での気づきや声かけ、地域のつながりが、防災力を高めていきます。


    3 「もしも」に備えて、情報手段の確認を

     こうした地域ぐるみの備えを支えるため、市は災害時の情報発信にも力を入れています。防災メールや公式LINEに加え、6月から「防災コール」の運用を始めました。これは、事前登録した電話やFAXに、防災無線から放送される情報を自動音声や文字で届けるもので、スマートフォンを使わない人にも情報が届きやすくなります。

     災害は、いつ起こるか分かりません。だからこそ、自分や家族、そして地域を守るためにも、日頃から情報を受け取る手段を確認しておきましょう。


    原子力防災訓練の様子

    ▲原子力防災訓練の様子

    ※防災コールの詳細は、こちら別ウィンドウで開くをご覧ください。

    ※市からの災害情報等の発信方法は、こちら別ウィンドウで開くをご覧ください。