耳の聞こえが気になるかたへ
- [公開日:2025年10月22日]
- [更新日:2025年10月22日]
- ID:16171
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最近、耳が聞こえにくいと感じることはありませんか?

加齢性難聴について
加齢性難聴とは、加齢とともに聴力(耳の聞こえ)が低下していくことです。
聴力の低下は40歳代から始まると言われており、40歳代のうちはあまり自覚することはありません。ところが、60歳代になると聞こえづらさを感じる人が一気に増え、65~74歳では3人に1人、75歳以上では2人に1人が難聴に悩んでいると言われています。
(参考)一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
“難聴について | Hear well Enjoy life. – 快聴で人生を楽しく - | 日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会 (jibika.or.jp)” より

まずは、セルフチェックをしてみましょう!
「聞こえ」のチェックリストで自分の聞こえの状態をチェックしてみましょう。

「聞こえ」のチェックリスト

(出典)
厚生労働省令和6年度老人保健健康増進等事業(PwCコンサルティング合同会社)
「難聴高齢者の早期発見・早期対応等に向けた手引きの活用に関する調査研究」
「難聴高齢者の早期発見・早期介入等に向けた関係者の連携に関する手引き【第2版】」改編

いくつ当てはまりましたか?
上記に1つでも当てはまる方、ご自身の「聞こえ」が気になる方は、耳鼻科医師への相談をおすすめします。
加齢性難聴は徐々に進行します。このため、早期発見・早期対応が大切です。聴力の低下に本人が気づいていない場合でも、家族など周りの人からの指摘が適切なサポートや受診への第一歩となることもあります。
「耳の聞こえ」気になりませんか?(チラシ)
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「聞こえづらさ」が進むと…

「聞こえづらさ」が進むと、生活するうえで以下のような支障が起こる可能性があります。
- 必要な音が聞こえず、危険を察知する能力が低下する
- 家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかなくなる
- 社会的に孤立し、うつ状態に陥る
このような状態が続くと、認知機能に影響をもたらす可能性もあると言われています。

認知機能への影響
耳の聞こえづらさは認知症の危険因子であり、耳の聞こえづらさがあると認知症の発症リスクが1.9倍になると言われています。また、高齢者で耳の聞こえづらさが中等度以上ある人は、そうでない人と比べ、認知症を発症しやすいと報告されています。(参考)国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター あたまとからだを元気にするMCIハンドブックより
「聞こえづらさ」を放置せず、気になったら早めに耳鼻科医師に相談するようにしましょう。

補聴器の購入を検討されている方へ

「高齢者補聴器購入費助成」をご活用ください
長寿推進課では中等度程度の難聴により日常生活に支障がある高齢者に対し、補聴器の購入に要する費用の一部を助成しています。お気軽にご相談ください。(予算の上限に達し次第、受付終了します。)
※助成には要件があります。助成の要件および内容については、こちらのページの最新の情報をご参照ください。別ウィンドウで開く

その他介護予防、フレイルに関する情報
お問い合わせ
長浜市健康福祉部長寿推進課
電話: 0749-65-7789
ファックス: 0749-64-1437
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