女性農業者組織「ながはまアグリネットワーク」視察研修会(令和7年度第3回)
- [公開日:2026年3月30日]
- [更新日:2026年3月30日]
- ID:16681
ながはまアグリネットワーク視察研修会を開催しました
令和8年2月16日(月曜日)、ながはまアグリネットワーク視察研修会が開催され、高島市マキノ町の「みなくちファーム」さんを訪れました。


最初にご案内いただいた農家カフェ「TSUMUGU」では、代表の水口 淳さん、スタッフの瀬口さん、大橋さんからみなくちファームの沿革や理念、今後の展望についてお話を伺いました。
水口さんは、リーマンショックをきっかけにアパレル業から農業へ転向され、農業の知識がほとんどない状態で、他の農家さんとの差別化を図るため、有機農業による野菜栽培をスタートされたそうです。
耕作放棄地を少しずつ時間をかけて開墾し、現在では約6ヘクタールの露地野菜を中心に、米麦大豆や原木シイタケなど多岐にわたる作物を栽培されています。有機栽培は慣行農法と比べると収穫量は少ないものの、有機JASやJ-GAPの認証を取得し、パッケージやブランディングを工夫することで、みなくちファームの理念や農産物の魅力を効果的に発信しておられます。その結果、収穫物のおおよそは東京や九州など、都会のショップ、レストランへ届けられているとのことです。
さらに、水口さんは農業の未来について、単純に農業を続けていくだけでは担い手不足による田畑や里山の荒廃を食い止められないと、マルシェの定期開催や植樹をテーマにしたワークショップ等の活動を行っておられます。里山で生産と消費が循環する「里山オーガニックビレッジ」の実現を目指し、楽しく持続可能な農業の形を模索し続けたいとおっしゃっていました。
お話を伺った後、参加者たちから有機栽培の技術や積雪・獣害対策、作業の効率化に関する質問が次々と挙がり、活発な質疑応答が行われました。

その後、みなくちファーム内の各施設を案内していただきました。農作業場では、お米の乾燥機や収穫物が詰まったコンテナが並んでおり、その二階にはゲストハウス「GALE」のおしゃれな客室が設けられていました。農作業の雰囲気を間近に感じながら宿泊できるというユニークな施設に、参加者から驚きの声が上がっていました。
さらに、材木用倉庫を改修した開放的な農業倉庫や、馬とふれ合える観光牧場「NOVA」をご案内いただきました。参加者たちは思い思いに施設を見学し、水口さん、スタッフの皆さんと質問や会話を楽しみながら知識を深めるとともに交流を広げました。


多くの学びを得た研修会の後には、みなくちファームさんからほど近いマキノピックランド内のレストランでランチをいただきました。会員同士がおしゃべりを楽しみながら、今年の収穫状況や来年の気候予測、注目の補助金制度などについて情報交換を行いました。
ランチの後は、レストランの隣にある直売所や、道の駅「藤樹の里あどがわ」を訪れ、買い物をしながら、商品価格やパッケージの工夫についてじっくりと研究する様子が見られました。
長浜市に隣接する高島市は、琵琶湖の西岸と東岸という立地の違いから、共通点がある一方でその特徴には違いも見られました。こうした地域性を感じながら、充実した学びの多い視察研修会となりました。これからも、楽しく意義ある活動を通じて会員同士の交流を深め、ネットワークを広げていきます。
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