ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

検索

あしあと

    地域の介護を支える「介護人材」の不足状況

    • [公開日:2026年8月8日]
    • [更新日:2026年10月8日]
    • ID:17255

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    高齢化が進む日本において、介護現場のマンパワー不足は深刻な課題です。

    公的データをもとに、現在の状況とこれから求められる対策をわかりやすく解説します。

    データで見る人手不足の深刻さ

    厚生労働省の統計によると、介護関係職種の有効求人倍率は全職業平均を大きく上回る高水準が続いています。

    介護関係職種の有効求人倍率
    約 4.08倍
    (全職業平均 1.16倍に対し、約3.5倍の採用難易度となっています)

    現在、1人の求職者に対して約4件の求人がある「超・売り手市場」であり、施設側の採用競争が非常に激しくなっています。

    2040年に向けた介護職員の必要数

    高齢化のピークを迎える2040年度に向けて、必要な介護職員の数はさらに増加すると推計されています。

    2040年に向けた介護人材の不足推計
    年度介護職員の必要数2022年度比必要な年間増員ペース
    2022年度(実績)約 215 万人――
    2026年度(推計)約 240 万人約 +25 万人年 6.3 万人
    2040年度(推計)約 272 万人約 +57 万人年 3.2 万人

    ※厚生労働省(令和7年5月公表データ)より引用

    2040年度には、2022年度の実績からさらに約57万人もの人員を純増させる必要があり、毎年地道な人材確保が欠かせない構造となっています。

    全国的に深刻な介護職の不足ですが、滋賀県内においても例外ではありません。将来に向けた*****の推計が公表されています。

    滋賀県における中長期的な需給推計

    滋賀県が発表した「高齢者福祉プラン」による、県内の介護職員の必要数および不足見込みのデータです。

    滋賀県内の介護職員 不足推計数
    目標年度必要な介護職員数不足(需給ギャップ)の見込み
    2025年度(直近)約 2.5 万人約 3,200 人 の不足
    2040年度(高齢化ピーク時)約 3.2 万人約 10,500 人 の不足

    ※滋賀県 高齢者福祉プラン等公表データより引用

    滋賀県は日本屈指の長寿県である一方 、2045年頃に高齢者人口のピークを迎える見込みです。特に長浜市を含む湖北エリアは少子高齢化のスピードが早く、介護サービスの安定供給を維持するための人材確保が急務となっています。

    現在の長浜市においても、人材不足は深刻な課題としてとらえており、2040年頃にかけて最大700人程度の人材不足が生じる恐れがあると見込んでいます。

    この大きなギャップを埋めるため、行政と民間が一体となって「未経験者の参入促進」や「職場定着」のためのさまざまなアプローチを行っています。

    人手不足を解消するための対応

    国および各事業所では、主に以下の「5本の柱」を中心に、誰もが働きやすい環境づくりを強化しています。

    1. 処遇改善
    2. 多様な人材の確保・育成
    3. 離職防止・定着促進・生産性向上
    4. 介護職の魅力発信
    5. 外国人専門人材の受け入れ
    人材不足問題解消の方策
    処遇改善・賃金底上げICT・DXによる生産性向上柔軟な働き方と職場改善
    国の処遇改善加算などを活用し、一時金の支給や基本給のベースアップを通じて、他産業に負けない給与水準を目指します。介護記録のクラウド化、見守りセンサー、インカムの導入などにより、申し送りや書類作成の時間を大幅に削減します。短時間勤務の活用、シニア・未経験者の「介護助手」としての採用、休暇を取りやすいシフトの構築で定着率を高めます。

    長浜市で働く人を支える!手厚い行政サポート

    長浜市では、人材不足の解消と、新しく働くスタッフの経済的負担を減らすため、手厚い支援・補助金制度を用意しています。

    長浜市の支援制度の一部
    給付金家賃補助資格取得シニア応援
    介護職就職応援給付金別ウィンドウで開く福祉・介護人材確保対策事業補助金別ウィンドウで開く初任者研修等 研修費補助金別ウィンドウで開く高齢者介護職就職支援事業別ウィンドウで開く
    介護福祉業界以外から、長浜市内の福祉事業所に新しく転職し、3か月以上継続して勤務した方に1人あたり10万円を一括給付する制度です。長浜市内の福祉事業所に新たに介護職員として就職した方を対象に、民間賃貸住宅の家賃の一部を市が補助し、生活基盤の安定をサポートします。介護職員としてのスキルアップに必要な「初任者研修」や「実務者研修」の受講にかかった費用の一部を市がバックアップします。65歳以上の方で、初めて介護職員や「介護助手(周辺業務のサポート)」として市内の事業所に就職する方を応援する独自の仕組みです。

     ポイント: 長浜市は、未経験者・Uターン転職者・シニア層まで、新しく現場に加わる仲間を市全体で歓迎し、長く安心して働ける環境を整えています。