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長浜に古くからあるお店

長浜に古くからあるお醤油屋さん

このお醤油さんは、明治2年(1869年)から続くお店です。昔からずっとこの朝日町の方でお店をしておられます。

お店の人にインタビューしました

どういったお客様が多いですか?

昔から続いている地元のお客様が中心です。でも、最近は観光で来られたお客様や、前に一度買っていただいたお客様がまた注文していただくというようなことも増えてきました。

どうやって新しいお客様が増えているのですか?

私たちは、あまり派手な宣伝はしていません。観光客の方は、パンフレットやインターネットの観光案内などを見てこられるようですね。 また、観光で来られ、長浜で食事をされた時などに私たちのお醤油を食され、おいしかったのでお店の人に聞いて来られたという方もおられます。 それに、娘さんがお嫁に行かれてその嫁ぎ先に広がっていったとか、お客様がおいしいので知り合いの方に紹介していただいたなどということもあります。口コミでほんの少しずつ広がっているようですね。

どんなお仕事をしておられるのですか?

お醤油にお店独特の味付けをする「醸造」と「小売り」です。

原材料について教えてください

前はもろみから造っていたのですが、今はお醤油屋の仲間の組合から買っています。その大豆は、今の日本はほとんどが中国からの輸入です。

大切にしておられることは何ですか?

「親切」「誠意」をモットーに、お客様を大切にすることです。例えば、電話などで注文していただいたら、たとえ重たい物でも、逆にほんのちょっとの注文でも、頼まれたらすぐに配達するように心がけています。 また、お客様と直接お話ができる小売りの良さを最大限に生かし、お客様との親密な関係作りに心がけています。 例えば、おかずの作り方や味のつけ方、お醤油の上手な使い方などを教えてあげたり、世間話をしたりして商売を超えた人と人とのつながりを大切にしています。 この人と人とのつながりが、また新しいお客様へと結果的に広がっていくこともあります。
それから、伝統的なこの店独特の味を大切に守りながら、お客様の声に合わせて変えていく所もあります。 例えば、最近は健康に配慮し、塩分控えめなども考えています。伝統を守る部分と時代に合わせて変えていく部分の両方を大切にしています。

働いていてうれしいことは何ですか?

お客様とお話しをしていて喜んでもらったり、おいしいと言ってもらえた時ですね。

  • 昔ながらの物があるね

  • いろいろな商品があるね

お客様にインタビューしました

地元の方ですか?

このお店の近くに住んでいます。

何を買いに来られたのですか?

お醤油の配達を頼みに来ました。

電話などで注文しないのですか?

いつもは電話で注文して配達を頼むことが多いのですが、今日は用事があってこの近くを通りかかったので、お店によって注文しました。 この前豆のおいしいたき方を教えていただき、やってみたらとてもおいしかったので、そのお礼も言いたかったからです。

よくお話しされるのですか?

そうですね。時々お店に来たときや配達をしてもらったときなんかに話すことがあります。

どうしてこのお店で買われるのですか?

私の家では、昔からこのお店のお醤油だそうです。私もお嫁に来てからずっとこのお店で買っています。 とってもおいしいし、家族みんながこのお醤油になれているというのもありますね。お話しもこうやってできるし、古くからの付き合いのあるお店だからです。