やさしい日本語でまち歩き（長浜市街地編）の実施報告

「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にも分かりやすい日本語です。令和6年11月9日（土曜日）にやさしい日本語を使って外国人と日本人が一緒にまち歩きをしながら交流を図るイベントを開催しました。

当日は、お天気もよく、絶好のまち歩き日和となりました。

日本人参加者のみなさんは、まずはじめにやさしい日本語セミナーでやさしい日本語について学びました。

講師は昨年に引き続きチームやさしい日本語の皆さんをお迎えしました。やさしい日本語を基礎から教えていただきました。

その後、外国人参加者のみなさんと合流し、まずは長浜城へ。　長浜城へ向かいながら、やさしい日本語を使って自己紹介。

長浜城に着くと、グループに分かれて、天守閣から長浜の街を見下ろしたり、展示資料を見学しました。

外国人参加者からは展示物を見ながら、「これは何のためのもの？」や、天守閣から見える竹生島をみて、「あの島は何ですか？」等色んな質問が出ていました。

日本人参加者はやさしい日本語でお城の成り立ちや、長浜の街の説明にチャレンジしました。

 長浜城のあとは、曳山博物館へ。

外国人参加者からは、「お祭りがあるのは知っていたけどこんなにおおきい山車だとは思わなかった。」、「来年は絶対にお祭りを見に行きたい。」といった声が聞かれました。

日本人参加者は長浜の伝統あるお祭りのすばらしさをやさしい日本語を使って一生懸命伝えました。

最後に、海洋堂ミュージアムを訪れました。外国人参加者にもなじみのあるアニメキャラクター等のフィギュアがたくさんあり、時間ギリギリまでグループごとにやさしい日本語を使って交流しながら楽しみました。

日本人と外国人同士で普段なかなか交流のない方も、生まれや国籍などは関係なく「やさしい日本語」という共通のツールを使って、親睦を深めるいい機会となりました。今後もやさしい日本語を使って、交流の輪をもっと広げていければと思います。

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