ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

検索

あしあと

    地域へ飛び込む職員プロジェクト

    • [公開日:2021年3月30日]
    • [更新日:2021年3月30日]
    • ID:9137

    地域へ飛び込む職員プロジェクトがスタート!

     若手職員が各職場を越えてチームを結成し、横断的に課題解決に向けて取り組むことは、新しい付加価値の創造や主体的な行動を引き起こす原動力となり、また、組織の活性化に大きく寄与し、人材育成の観点からも重要です。
     市民協働の視点をもって地域の課題を発見し、課題解決に向けて自ら考える力を養うとともに、職員自らも地域の一員であることを認識し、積極的に地域に関わりを持ち、行動できる職員を育成することを目的に、「地域へ飛び込む職員プロジェクト」がスタートしました!

    第1回の活動

     第1回の活動は、メンバーの自己紹介や市民協働センターによるオリエンテーションの後、自分が思う『長浜の魅力』について、ワークショップを行いました。「自然が豊か」「歴史・文化がたくさん」「湖北弁がかわいい」「人がやさしい」「酒が美味」「ふなずし」など、思いつくまま、ふせんに書いて貼って、グルーピング。「自然」「歴史・文化」「つながり・人」「食」の4つのカテゴリーに整理し、長浜のことを知らない人に、これらの魅力を伝えるための具体的な方法を「見える化」するため、ふせんにさらに書き出しました。
     メンバーからは「とても面白い活動で、小学生の頃に作成した地域新聞を思い出しました。地域の祭りやイベントなどに興味があるので、自分の知らない地域の魅力を取材して、楽しみながら活動したいです!」とコメントをいただきました。

    第2回・第3回の活動

     第2回の活動は、宿題となっていた地域の取材先についてメンバー同士で発表しました。長浜の郷土料理や星が綺麗に見える場所など、長浜の魅力にスポットを当てたテーマなどが挙がりました。また、取材で必要となる写真の撮り方について、実際にスマートフォンを使って被写体の捉え方や光の調整方法を学び、記事の書き方については、市民協働センターのコーディネーターさんから取材の心構えや表現方法等について学習しました。

     第3回の活動は、取材後の地域の魅力を一つの冊子にまとめるための冊子の構成やデザイン等について、市民協働センターのコーディネーターさんからレクチャーを受けました。「若者に向けて発信する」ことを中心に、メンバー内で冊子のコンセプトやイメージについて意見を出し合いました。
     メンバーからは「秋から実際に地域へ飛び込んで取材に行く予定なので、とても楽しみです。自分の住む長浜でも、まだ知らない地域の魅力がたくさんあると思うので、いろいろ発見していきたいです!」とコメントをいただきました。

    第4回・第5回の活動

     第4回の活動は、9月にメンバー内で検討した取材先の他に、参考となる取材先について情報共有を行いました。長浜市内には黒壁や竹生島、北國街道、湖北みずどりステーションなどのさまざまな地域で、魅力的なスポットが数多くあり、メンバーがそれぞれの地域のモノ・コトに携わる人と出会い、対話を通じて「職員として何を考えるか、何が見えてくるか」を学ぶとともに、地域課題や気づきを考えます。今回はより具体的な取材先を考え、何を取材するかを検討しました。

     第5回の活動は、各メンバーの取材先を決定し、取材先のキーパーソンとなる方の確認を行いました。各メンバーがペアを組んで、実際に地域へ飛び込み、取材に行きます。取材先を事前に調べて勉強しておくとともに、これまでの取り組みや現在の取り組み、これからの取り組みなどについて取材をする予定です。取材内容を冊子にまとめるため、冊子の台割り(レイアウト、文字数、写真の大きさなど)について市民協働センターのコーディネーターさんからレクチャーを受けました。
     メンバーからは「最初は、とりあえず取材していろいろと聞いてから、冊子にまとめる際に調整すればいいと考えていましたが、冊子に記載する文章の量や、写真の大きさなどを予め想定した上で取材に行くことで、聞くべきことは何か、伝えることは何なのかが明確になることがわかり、大変勉強になりました。取材はちょっと緊張しますが、しっかり事前学習をして取材に臨みたいと思います!」とコメントをいただきました。

    第6回の活動

     第6回の活動は、取材内容をレポートとして冊子にまとめるための原稿の進捗確認と、冊子のレイアウトの最終確認を行いました。
     メンバーは、昨年11月から12月にかけて各地域へ飛び込み、地域で活動を行うキーパーソンの取材や写真撮影等を終えています。取材内容をもとに原稿を作成し、撮影した写真の配置等も考えながら、担当ページを作り上げており、今回の活動では、冊子の表紙や編集後記などについてもメンバーで話し合い、原稿完成に向けて大詰めを迎えています。

    活動レポート「Hamaru(はまる)」が完成!

     活動レポート「Hamaru(はまる)」が完成しました。「Hamaru」とは、長浜の「はま」と、物事に熱中する意味の「ハマる」をかけています。この冊子をきっかけに「いろんな人に長浜にハマってほしい」とメンバーの願いを込めて、タイトルをつけました。
     メンバーが各地域へ飛び込んで、取材を通じてわかったのは、地域ごとの特性を生かし、さらに輝かせようという取り組みが熱心に行われているということです。郷土愛や新たな気づきをはじめとした、長浜市の魅力が再発見できるとても有意義な機会となり、メンバー全員がワクワク感をもって楽しく活動に取り組むことができました。
     地域へ飛び込む職員プロジェクトの活動にあたっては、ながはま市民協働センターのコーディネーターを務める、ライターの矢島絢子さん、デザイナーの桐畑淳さんに本当にお世話になりました。ありがとうございました!

    活動レポート「Hamaru(はまる)」

    活動レポート「Hamaru」

    Adobe Reader の入手
    PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。