ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

検索

あしあと

    市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)について

    • [公開日:2024年6月11日]
    • [更新日:2024年12月5日]
    • ID:14369

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    1 市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)とは?

    薬局やドラッグストアで購入できる風邪薬や咳止めなどを用法・容量を守らず、大量・頻回に服用することです。

    服用を繰り返すうちにそれまでの量では効かなくなり、オーバードーズ(過剰摂取)につながるおそれがあります。

    さらに服用を続け、薬に依存してしまうと、自力ではやめられなくなることがあります。

    オーバードーズ(過剰摂取)の影響で肝障害が起こったり、最悪の場合は心肺停止で死に至る場合もあります。

    2 オーバードーズの背景

    10代・20代の若い世代を中心にオーバードーズが増加しており、従来の違法薬物と比較して、女性が多く、非行歴が少ないなどの特徴があるとされています。

    背景には、家庭や学校等で感じている「つらい気持ち」があり、それを和らげるために市販薬に頼ってしまうことが考えられます。いじめや虐待、親との関係が悪い、学校での孤立など、オーバードーズの裏には深刻な問題が潜んでいる場合があります。

    3 一人で抱え込まずご相談ください。

    市販薬のオーバードーズがやめられない方は、一人で抱え込まずご相談ください。

    また、ご家族の方も、本人が何に悩んでいるのかを探り、一緒につらい気持ちに向き合う姿勢を示すことが必要ですが、自分たちだけで解決しようとしてうまくいかず、こじれてしまうこともあります。

    まずは、医療機関、精神保健福祉センター、保健所等に相談し、専門家のアドバイスを得ることが大事です。

    薬剤師や登録販売者

    薬局やドラッグストアでは、薬剤師や登録販売者が、症状などを確認し、薬の注意事項について情報提供を行っています。

    薬剤師や登録販売者の説明をよく聞き、薬に添付されている説明書をよく読んで、医薬品を正しく使いましょう。

    専門の相談機関