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あしあと

    一言主14 高時川氾濫被害のその後

    • [公開日:2023年6月1日]
    • [更新日:2023年6月8日]
    • ID:12989

    ※広報ながはまに毎月掲載している市長コラム「一言主」です。

    高時川氾濫被害のその後

     昨年8月に市北部を襲った豪雨被害は、まだ、皆さんの記憶に新しいところかと思います。
    私も当日のことは今でも鮮明に記憶しております。その日は、東京へ行き、国の省庁に要望活動を行うため、早朝より、駅に向かっておりました。
     しかし、朝から降っていた雨の勢いは強くなる一方で、「これはもしかしたら大変なことになるぞ」と思い、駅に向かっていた車を方向転換し、急遽、市役所に向かいました。
    市役所では、既に災害対策本部が立ち上がり、現場の状況把握や、被害軽減に向けた活動が速やかに行われました。
     しかし、残念ながら、想像を超える豪雨が続き、高時川は氾濫し、人家や田畑に被害が及んでしまいました。被害が生じた8月5日には、南浜町の姉川河口から余呉町菅並まで順次見て回り、被害を確認しました。

       市としても迅速な災害復旧を行うべく、発生直後に滋賀県庁に赴き、早急な被害個所の修復と、農地等、市民の皆さんの財産被害に対する復旧支援を求めました。
     その後、県の協力もあり、農地の復旧作業は、本年3月には概ね完了いたしました。今後は、被害を受けた農地での耕作再開と、農作物の豊作を祈るばかりです。

     高時川に関しては、市議会でも質問がありますように、引き続き濁水の問題などが残っています。これは昨年の豪雨被害だけでなく、それ以前からの問題もあるようです。これについても県と協力をしながら解決に向けて進めていきたいと思っています。

     高時川のみならず、長浜市内には人々の生活と密着した清流が多くあります。これらの豊かな自然を、是非とも次世代につないでいきたいと思います。

    ▲高時川沿いの鯉のぼり