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あしあと

    【令和5年12月5日】 シビックプライドの醸成と地域資源の活用について等

    • [公開日:2023年12月6日]
    • [更新日:2023年12月6日]
    • ID:13654

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    シビックプライドの醸成と地域資源の活用について

    11月24日、国の文化審議会は、木之本町の私立図書館「江北図書館」を登録有形文化財とするよう答申されました。私立図書館の中でも歴史は深く、地域住民が100年以上にわたり運営されてきた活動を含め、脚光を浴びることで、この地域の資源は、本市の精神の背骨とも言える「シビックプライド」により守られ、育まれてきたものだと再認識しました。

    また、11月29日には「長浜城下町まちづくり勉強会」が主催する「長浜城下町遺産」の選定委員会に出席し、今年度の遺産選定に携わる機会をいただきました。この活動は市民がまちの遺産や「美」を見出し、それを保存・活用していく点に特徴があります。本市にはさまざまな種類の資産があり、これらを守る多くの市民がいるため、資産を守る活動が市全体に広がり、地域の資産を見出し、発信できるような活動になれば、地域資源が一層の力になり、シビックプライドの向上に繋がると感じました。

    一方で、地域資源を守る団体は、高齢化などの課題に直面しており、市内関係団体との連携を深める取組みが求められます。12月10日には450年祭の一環として「シビックプライドを育むつどい」を開催します。歴史・文化遺産を守る保存会や顕彰団体は、これまで交流が少なかったと聞いていますが、このイベントを通じて、お互いの思いや工夫、新たな挑戦や悩みを共有し、未来に向けた連携に繋がればと期待しています。

    本日は歴史・文化遺産に関する紹介をしましたが、他の分野でも同様に、素晴らしい地域資源とそれを取り巻く課題が存在しています。市内関係団体の連携はもちろん、市外の方との関わりを通じた「開かれたシビックプライド」の醸成を図り、市民力を活かして貴重な財産を未来に引き継いでいきたいと思いますので、各部局においてもシビックプライドを基盤とした市民活動の推進について検討をお願いします。


    次年度当初予算における一般財源の配分額について

    本日の庁議では、令和6年度当初予算における一般財源の配分額について報告をいただきます。今年度の予算編成では、新たな取組みとして、人事課所管の人件費を各部局への一般財源配分に組み込むことで、部局長が経営者としての権限を発揮し、資源を柔軟に活用できるようにしています。

    私の属していた裁判所でも権限強化に関する取組みを進めていましたが、権限強化は職員の地位の向上を意味している。部長には、経営資源であるヒト・カネ・モノをマネジメントする権限があり、それは選ばれた職員であり、実力があることを示していると認識し、積極的に権限を活用して組織マネジメントを行ってほしいと思います。

    一方で、「税金の使い道の見直し」を進めるため、今回の原案ではこれまで継続してきた事業についても見直す案を示しています。厳しい判断が必要なものもあるかと思いますが、現時点で20億円の財源不足が生じている状況であり、各部内において真剣な議論をお願いします。

    現状は、各部長のマネジメントが求められる厳しい状況と感じています。総務部案にとどまることなく、なお一層各部局の創意工夫を発揮し、より良い当初予算編成が行えるよう、最後まで各部局長のマネジメントをお願いします。

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    長浜市未来創造部政策デザイン課

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