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あしあと

    一言主28 歩いてまちを知る

    • [公開日:2024年10月1日]
    • [更新日:2024年10月22日]
    • ID:14855

    ※広報ながはまに毎月掲載している市長コラム「一言主」です。

    歩いてまちを知る」


    1 歩いてまちを知る愉しみ

     私は、歩いてまちを知るのが大好きです。車や鉄道に比べて進み方がゆっくりなので、見える景色が違い、まちの細部まで目にできます。

     まちを歩くと、まちの形や道路の向き、建物の新旧や特徴、店舗の存在などさまざまなことがわかります。特に、長浜市は歴史が古いので、有名ではなくとも、そのまち特有の歴史を感じさせる建物や史跡の存在を目にします。そして、時折「市長さんですか」と声を掛けられ、雑談を含めてその地区の話に花が咲きます。


    2 歩いてまちを知るメリット

     まちを知ることは、仕事の上でもとても役に立ちます。市長の仕事は市の政治、経済、文化、教育、福祉、防災など市の業務一切に関わります。職員の皆さんに任せることが基本だとしても、市長としても多くの分野の実情に接していることが望ましいと思っています。

     旧長浜市内を歩くと、人口密集地域で家と家との間が狭く、特に火災時の延焼防止が必要なことがわかります。山間部を歩くと、湖北ならではの寺社仏閣が多く、山林と文化財保護のために、山への延焼防止も重要であることがよくわかります。川の蛇行や堤防の高低、川と地区の位置関係、道路の状況などは水害の問題を考えさせてくれます。まちの特徴を知っていると、課題の理解に実に役立つのです。


    3 さらに長浜のまちを知りたい

     長浜市は、全体の面積がびわ湖よりも広く、自治会が427もあります。全域を訪問するのは難しいのですが、お祭りや地区の行事の折等に足を運んでいます。地区それぞれに特色や味わいがあり、一方で当面する課題もさまざまです。私は、この「歩いてまちを知る」を続けていきたいと思います。そして「ここを見てほしい」というような自慢の場所がありましたら、是非ご紹介ください。川や道、建物等、まちのことを教えていただけると幸いです。


    塩津浜でのまち歩き

    ▲塩津浜でのまち歩き