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あしあと

    一言主4 職員の大型または大型特殊の運転免許

    • [公開日:2022年7月1日]
    • [更新日:2022年12月20日]
    • ID:11689

    ※広報ながはまに毎月掲載している市長コラム「一言主」です。


    職員の大型または大型特殊の運転免許

     もう夏になりました。降雪が格別多かった今年の冬が遠くに感じられますね。私は、2月の市長選挙期間中、雪が真横に降る中、選挙カーを走らせていました。大変な降雪だと思いながら、北部へ行くと意外と公道が空いていました。私が小中学生の頃は、余呉地域の北の方では降雪のため孤立した集落が出て、自衛隊が食料を持って出動したと記憶しています。そんな折には、当然車で走行することはできなかったと思います。  
     もちろん、水の出る融雪装置が広く設置されたことも公道が空いていた理由の一つです。しかしもう一つは、市の委託業者や市の職員が、除雪用の大型車両(大型ダンプカー等)または大型特殊車両(除雪ドーザー等)で、除雪作業をしたのが理由です。職員は降雪があれば、朝の通勤ラッシュに間に合うように公道を空けるため、夜中の2時から朝方の7時の間をめどに、眠い目をこすりながら除雪作業に従事するのです。
     市の職員の多くは、除雪車の運転をするために、大型または大型特殊の免許を有しています。このような免許は通常使用することもないため、私を含め一般の人はあまり取得していませんが、職員は市に就職後、通常業務のほかに練習をして取得しています。また、職員は講習を受けて、労働安全衛生法による技能講習修了証も受けています。私は市長になってからこうした詳しい事情を知って、頭が下がる思いです。豪雪の年でも、朝早くから公道を利用できるのは、こうした職員の陰の努力があることもぜひ知っていただきたいと思います。

    除雪車

    ▲除雪車