ゼロカーボンシティに向けた長浜の取り組み
- [公開日:2024年7月15日]
- [更新日:2024年7月15日]
- ID:12175
トピックス
脱炭素専門人材・環境教育アドバイザーの市長面談
令和6年7月2日(火曜日)、今年度招聘している脱炭素専門人材と環境教育アドバイザーが浅見市長と面談しました。
1. 脱炭素専門人材の招聘
長浜市では、総務省の地域活性化起業人制度(副業型)を活用し、脱炭素分野の専門知識を有する人材の招聘を行っています。脱炭素政策には高い専門性やコーディネート力が求められるため、電力会社やNPO等での実務経験のある田中氏、延藤氏の2名にご協力いただき、ゼロカーボンシティに向けた取組を加速させていきます。
〇田中 勇伍 氏
〇延藤 裕之 氏 ※日程の都合上、欠席
2. 環境教育アドバイザーの招聘
長浜市では、ゼロカーボンに関する取組の一つの柱として、環境未来人材育成に力を入れており、環境やエネルギーに関する教育を通じて生きる力を培うことや、地域愛や帰属意識を醸成すること、脱炭素社会で活躍できる人材を育成すること等を目指しております。他地域で環境教育のコーディネーター等に就任されている余島氏にアドバイザーとして就任いただき、環境教育に関する取組を推進します。
〇余島 純 氏(合同会社HAPPYそーだ)
左から田中氏、浅見市長、荻田副市長、余島氏
長浜市地域新電力設立可能性調査
長浜市では、ながはまゼロカーボンビジョン2050の実現に向けた取組を推進するため、地域新電力の設立可能性調査を経済産業省のエネルギー構造高度化・転換理解促進事業を活用し実施しました。
地域新電力は、地域脱炭素化と地方創生を実現する担い手となり、ゼロカーボンシティへの貢献、次世代人材の育成、地域のレジリエンスの向上に資する事業・取組が展開されることが期待できるため、長浜市としても地域新電力の設立に向けて検討を進めていきます。
長浜市地域新電力設立可能性調査
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長浜市のゼロカーボンシティに向けた思い
ゼロカーボンシティの構築に、「環境面」「経済面」「社会面」の視点から持続的に取り組み、本市の発展・成長(地域振興)につなげる。創り上げた「長浜脱炭素モデル」を全国そして世界に発信し、長浜ブランドを高め、長浜に人と資本を呼び込んでいきます。
ながはまゼロカーボンビジョン2050
温室効果ガスの排出量と吸収量でバランスをとり、実質的に排出量をゼロにするゼロカーボン。長浜市では、経済産業省のエネルギー構造高度化・転換理解促進事業を活用し、ゼロカーボンをめざすことで、産業、地域、くらしの向上を図る「ながはまゼロカーボンビジョン2050」を、湖北環境経済協議会と連携し、策定しました。
【ビジョンで目指す主なこと】
・地域の再生可能エネルギーを生み出し、地域で使うためのエネルギービジネスの創出
・専門的な見地から取組みを支えるエネルギーエージェンシー(中間支援機関)機能の創出
・未来に向かって持続するための環境未来人材の育成
・ゼロカーボンを地方創生につなげる政策立案
ながはまゼロカーボンビジョン2050(長浜市脱炭素社会構築基本計画)
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【ビジョンのロゴマーク】
TON-TONには、温室効果ガスの排出・吸収量をトントンにする、扉をトントンとノックするように伝えるなどの意味を込め、ビジョンを市民の皆さんと共に進めるシンボルとなります。
ゼロカーボンシティに向けた長浜の動きにご興味ある人はこちら
市では、こほくゼロカーボン推進連絡会議等と連携しながら、今後もセミナーやシンポジウムなどの開催をしてまいります。そうした情報にご興味のある方は、こちらのロゴフォームにご登録ください。
長浜におけるこれまでの主な動き
令和5年度第3回長浜市脱炭素セミナー
令和6年3月12日、長浜市役所本庁舎にて、電気自動車(EV)時代における地域交通の未来について考察することを目的に脱炭素セミナーを開催しました。
内容 講演「地域交通の未来について」
講師 吉岡大地氏(株式会社Yanekara代表取締役)
長浜市地域エネルギーフォーラム
令和6年2月16日、ヤンマーミュージアムにおいて、地域主導で新たなエネルギー事業を展開する意義や地域課題解決型サービス事業の重要性を理解することを目的として、今年度2回目となる地域エネルギーフォーラムを開催しました。
内容 講演「地域医療から生まれた電力会社
~ケア・エネルギー・食と農の脱依存~」
講師 萩原喜之氏(株式会社三河の山里コミュニティパワー専務取締役)
第3回こほくゼロカーボン推進連絡会議
令和6年2月16日、ヤンマーミュージアムにおいて、今年度3回目となる「こほくゼロカーボン推進連絡会議」を開催しました。この連絡会議の目的は、脱炭素社会の実現と新たな地方創生の実現に向け、各分野での脱炭素に係る取組を共有し、地域全体で一体となった推進を促進することです。
各界の代表者にご参加いただき、長浜市内における地域新電力の方向性についての経過報告と脱炭素に向けた取組の共有が行われ、これにより地域新電力設立に向けた検討がさらに深まる契機となりました。
当日の主な内容
・長浜市における地域新電力の方向性(経過報告)
・構成団体の取組共有
滋賀県立大学環境科学部環境政策・計画学科 平岡俊一准教授
「エネルギー・エージェンシー」~脱炭素地域づくりを支える知的・人的基盤~
髙橋会長開会挨拶
平岡俊一准教授による取組共有
第3回こほくゼロカーボン推進連絡会議
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令和5年度第2回長浜市脱炭素セミナー
令和6年1月31日、長浜市役所本庁舎にて、欧州の取組事例等を参考に、脱炭素地域づくり支援組織であるエネルギー・エージェンシーについて理解することを目的に脱炭素セミナーを開催しました。
内容 講演「脱炭素地域づくりを支える中間支援組織 ~欧州のエネルギー・エージェンシーなどを事例に~」
講師 平岡俊一氏(滋賀県立大学環境科学部環境政策・計画学科准教授)
長浜市地域エネルギーフォーラム
令和5年11月28日、長浜バイオ大学において、地域主導で新たなエネルギー事業を展開する意義や地域主導のエネルギー事業が地域にもたらす未来を理解することを目的に地域エネルギーフォーラムを開催しました。
内容 講演「地域脱炭素の意義と担い手について」
講師 横尾将氏(一般社団法人九州脱炭素都市創出ユニット理事)
第2回こほくゼロカーボン推進連絡会議
令和5年11月28日、長浜バイオ大学において、今年度2回目となる「こほくゼロカーボン推進連絡会議」を開催しました。この連絡会議の目的は、脱炭素社会の実現と新たな地方創生の実現に向け、各分野での脱炭素に係る取組を共有し、地域全体で一体となった推進を促進することです。
各界の代表者にご参加いただき、長浜市内における脱炭素に係る取組の共有により、脱炭素を手段とした事業推進への意欲を高める契機となりました。
当日の主な内容
・長浜市における今年度実施事業の経過報告
・構成団体の取組共有
1 滋賀県総合企画部CO2ネットゼロ推進課
地球温暖化対策推進法に基づく「促進区域」に係る環境配慮基準の策定について
2 湖北広域行政事務センター
新一般廃棄物処理施設整備運営事業について
羽毛布団のリサイクル
「バイオマスごみ指定袋」の導入
落じん灰のリサイクル
3 滋賀文教短期大学
Leave No Trace を活用した指導者から広がる脱炭素
髙橋会長開会挨拶
長浜市における今年度実施事業の経過報告
滋賀県の取組共有
湖北広域行政事務センターの取組共有1
湖北広域行政事務センターの取組共有2
滋賀文教短期大学の取組共有
浅見顧問閉会挨拶
第2回こほくゼロカーボン推進連絡会議
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令和5年度第1回長浜市脱炭素セミナー
令和5年10月17日、LOCO Living(えきまちテラス長浜内)にて、地域でエネルギー事業を展開する重要性を理解することを目的に脱炭素セミナーを開催しました。
内容 講演「エネルギーの地産地消で地域を元気に」
講師 木原浩貴氏(たんたんエナジー株式会社代表取締役)
第1回全国地域エネルギーサミット
令和5年9月29日(金曜日)に長浜市(北ビワコホテルグラツィエ)で全国初開催となる地域エネルギーサミットが開催されました。
本サミットは、「エネルギーで地域を強くする」という想いを持った全国の仲間が一堂に会し、お互いの強みを共有して手を取り合うことで、更なる躍進や新たな地域づくりへの糸口となることを目的に開催されたものです。約250名の参加者が全国各地から集結し、非常に盛り上がり、有益なサミットとなりました。
当日の主な内容
・講演1「ゼロカーボンを通じたながはまの未来の地域づくり」
株式会社バイオマスアグリゲーション 代表取締役 久木裕氏
・講演2「みくまるっと脱炭素化モデル事業」
岩手県紫波町地球温暖化対策課 課長 松村寿弘氏
・講演3「日本一電気代の安い街を目指した多治見での取組」
株式会社エネファント 代表取締役 磯﨑顕三氏
・パネルディスカッション「今抱えているリアルな “ウズウズ(期待)” や “モヤモヤ(課題)” 」
ファシリテーター 一般社団法人サステナブルコミュニティ共創機構 代表理事 横山泰治氏
パネラー 環境省 大臣官房 地域政策課 地域循環共生圏推進室 室長 佐々木真二郎氏
湖北市民会議 会長 髙橋康之氏
株式会社バイオマスアグリゲーション 代表取締役 久木裕氏
株式会社アズマ 代表取締役 中島一嘉氏
エネシフ湖北 代表 清水広行氏
長浜市未来創造部政策デザイン課 秋野拓馬
・ワールドカフェ
サミット参加者それぞれが日頃の活動の中での “ウズウズ” や “モヤモヤ” を共有し、解決する糸口を見つけるための意見交換をワールドカフェ方式で実施しました。
全体集合写真
主催者挨拶(湖北市民会議 髙橋康之会長)
ホストシティ挨拶(長浜市 浅見宣義市長)
主催者挨拶挨拶(TEAMあんたの出番よ! 中島氏、清水氏)
パネルディスカッションの様子
ワールドカフェの様子
ながはま義体書の採択
第1回こほくゼロカーボン推進連絡会議
長浜市では、「ながはまゼロカーボンビジョン2050」の実現に向けて、市内事業者の脱炭素に係る取組の共有及び地域が一体となった事業推進を図るために、「こほくゼロカーボン推進連絡会議」を設立しました。この会議は、年3回ほど実施し、各分野の取組共有を図ります。
7月14日に第1回の会議が開催され、各団体の取組が紹介されました。
第1回こほくゼロカーボン推進連絡会議
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長浜市脱炭素社会構築基本計画検討会
令和4年12月13日(火曜日)、グランパレー京岩にて、湖北環境経済協議会と共催で標記検討会を実施しました。
この検討会は、令和4年度策定している「長浜市脱炭素社会構築基本計画」につきまして、多くの人に知っていただくこと、また、さまざまなご意見をいただくことでより良いものにしようと開催したものです。市内経済団体、まちづくり団体などの関係者や一般市民、約120人の参加を得て、非常によい検討会となりました。
なお、この日は、長浜市立北中学校の生徒による環境学習の事例発表もありました。学校内でのアンケートや紙のリサイクルの取り組みなど素晴らしい実践報告に、会場から温かい拍手が巻き起こるなど、検討会に花を添えていただきました。
長浜市立北中学校の環境学習発表
映画「おだやかな革命」の上映会
令和4年10月29日(土曜日)、余呉文化ホールにて、湖北環境経済協議会と共催で標記上映会を実施しました。
この映画は、岐阜県郡上市石徹白(いとしろ)集落での住民全戸出資の小水力事業、秋田県にかほ市の市民風車事業など地域でエネルギーを生み出した実話をドキュメンタリー化したもので、これからの時代の「豊かさ」とは何かを静かに問いかけるもの。
湖北環境経済協議会、まちづくり団体など関係者約50人が視聴しました。
令和4年度第3回長浜市脱炭素セミナー
令和4年10月26日、長浜ビジネスサポート協議会フューチャールーム(さざなみタウン内)にて、第3回目となる脱炭素セミナーを開催しました。
内容 講演「地域エネルギーの活用」
講師 榎原友樹氏(株式会社能勢・豊能まちづくり代表取締役)
先進地視察
令和4年9月28日、湖北環境経済協議会の神奈川県小田原市への先進地視察が実施されました。
視察内容
・湘南電力株式会社の原社長様から、新電力会社の取り組みをお聞かせいただくとともに、メガソーラーやマイクログリッドの現場の説明を受けました。
・小田原箱根商工会議所会頭で株式会社鈴廣蒲鉾本店相談役の鈴木悌介様から、小田原地域や自身の会社での脱炭素に向けた取り組みをお聞かせいただきました。
令和4年度第2回長浜市脱炭素セミナー
令和4年8月31日、ながはま文化福祉プラザ(さざなみタウン内)にて、第2回目となる脱炭素セミナーを開催しました。
内容 講演「地域エネルギー事業の可能性」
講師 稲垣憲治氏(一般社団法人ローカルグッド創成支援機構事務局長)
令和4年度第1回長浜市脱炭素セミナー
令和4年8月29日、市民交流センターにて、第1回目となる脱炭素セミナーを開催しました。
内容 講演「ゼロカーボン地域づくりとは何か」
講師 田中 信一郎氏(千葉商科大学准教授)
長浜市ゼロカーボンシティ宣言記念シンポジウム
令和4年7月4日、グランパレー京岩にて、市内経済団体、市民活動団体、大学関係者、行政関係者ら約110人が一堂に会し、標記シンポジウムが開催されました。
当日の主な内容
・基調講演「脱炭素先行地域の取り組み」
長野県松本市環境・地域エネルギー課長 鈴木博史氏
・パネルディスカッション「ゼロカーボンシティの実現に向けて」
ファシリテーター 湖北環境経済協議会長 髙橋康之氏
パネラー 長浜市長 浅見宣義氏
立命館大学教授 ラウパッハ スミヤ ヨーク氏
エネシフ湖北 桐畑 孝佑氏
一般社団法人インパクトラボ代表理事 上田隼也氏
長浜市ゼロカーボンシティ宣言
令和4年3月20日、長浜市はゼロカーボンシティ宣言をしました。
詳細は こちら
湖北環境経済協議会設立記念シンポジウム
令和3年12月13日、グランパレー京岩にて、市内経済団体、市民活動団体、大学関係者、行政関係者ら約120人が一堂に会し、標記シンポジウムが開催されました。
当日の主な内容
・講演 国、県における「CO2ネットゼロ社会づくり」の取り組み、県内市町の動向について
環境省近畿地方環境事務所環境対策課地域適応推進専門官 米田幸生氏
滋賀県総合企画部管理監(CO2ネットゼロ推進担当) 中村達也氏
・講演 長浜における脱炭素社会構築の可能性
株式会社バイオマスアグリゲーション 久木裕氏
立命館大学経営学部教授 ラウパッハ スミヤ ヨーク氏
湖北環境経済協議会設立
令和3年10月28日、ながはま文化福祉プラザ(さざなみタウン内)にて、市内の若手経営者等が集まり、環境に関する経済的・文化的観点からの情報・知識の共有並びに長浜市に対して政策提言を行うことを目的に設立されました。この会の設立により、長浜でのゼロカーボンに向けた機運が高まりました。
お問い合わせ
長浜市市民生活部環境保全課
電話: 0749-65-6513
ファックス: 0749-64-1437
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