令和7年度こども若者ボイス(中学生トーク)

　令和6年度に開催した中学生トークにおいて、「中学生のみなさんが、長浜のことをもっと好きになって、地域を誇りに思い、愛着をもってもらうためには、『どんなもの・どんなこと』があれば嬉しいですか？」をテーマにワークショップを実施しました。

　グループの一つから、廃校を無駄にせず、長浜市を活気に満ちた場所にするため、「廃校を価値ある場所に」という提案がありました。この提案を踏まえて、令和7年度の中学生トークでは、生徒のみなさんに旧上草野小学校(現・あざいカルチャー＆スポーツビレッジ)の施設を活用したイベントを検討してもらい、試験的にイベントを実施しました。

　8月7日に開催した第2回中学生トークは、昨年度の中学生トークで提案のあった「廃校を価値ある場所に」を実現していくために、旧上草野小学校で現在は「あざいカルチャー＆スポーツビレッジ」として活用されている学校施設を舞台に、グループワークを実施しました。

　市内各中学校から参加した29人の生徒のみなさんが6つのグループに分かれて、お互いに自己紹介をした後、廃校を価値ある場所にするためのイベントを提案するため、アイデアをふせんに書き出し、意見交換や検討を重ねて模造紙に書き出しました。

　6つのグループから、廃校を価値ある場所にするための6つの提案がありました。各グループの提案は次のとおりです。
・ともだちGet大作戦
・神フェスin上草野
・あざい廃校スポーツ大会！
・クイズに答えて耐久茶道体験
・廃校祭
・オータムフェスティバルinあざい
　第3回中学生トークで提案内容を具体的なイベントとして開催するため、生徒のみなさんの投票により「あざい廃校スポーツ大会！」に決定しました。

　その他、体育館でもグループが考えた新しいスポーツを体験し、生徒同士で考えたスポーツを全員で楽しむことができました。
　今年度実施した中学生トークを振り返って、参加した中学生のみなさんから、次のような感想や意見等をいただきました。
・少ない人数でも地域の問題について考える機会は必要だと思う。自分たちで調べてまとめることで、問題解決の糸口を見つけるきっかけになると感じた。
・長浜市の現状や、この先をどうするのかなどを考えられる良い機会だと思う。
・中学生というこどもの意見を長浜市の取組として反映してくれるのはとても嬉しい。
・来年も実施してほしい。このようなことが続いていくともっと活性化されていくと思う。
・いろんな学校の人と交流できるのでとても良い。