長浜市北中部の地域公共交通適正化に関する指針

市は、長浜市基本構想の理念を踏まえ、1市6町合併協定に基づく、地域事情を考慮し広域的な視点で路線見直しを推進するため、虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の各地域内（以下「市北中部地域」という）の地域公共交通の適正化にあたっての基本的な考え方、取り組み方を示す指針を策定しました。

市民生活の安心と地域活力を支える地域公共交通

利便性と認知度を高め、誰もが安心・安全に移動できる公共交通をめざします。

• 広域的視点による路線機能を明らかにし、地域特性に即した運行を図ります。
• 市民が共有する財産となるよう、乗りやすさや判りやすさの向上に努めます。
• 定住化促進や企業立地環境を視野に公共交通体系の充実を図ります。

機能性と公益性を高め、実証と検証による適正な公共交通の提供をめざします。

• 路線ごとのカルテを作成し、総合的な観点でのサービス適正化を図ります。
• 交通需要の変化に即応し、生活交通を基本とした乗合率の向上を図ります。
• 公共交通事業者の自主自立的な経営を支援し、サービスの向上を図ります。

地域協働による、まちづくりと連携した公共交通の充実をめざします。

• 地域参画による新規利用創出と利用集積を図ります。
• マイカーと公共交通を使い分ける知恵の共有と実践を推進します。
• 積極的な情報提供で、公共交通に対する市民参画意識を高めます。

広域的視点に基づく、路線再編を段階的に実施します。