【令和7年7月15日】子どもたちの主体的な学びについて等
- [公開日:2025年7月16日]
- [更新日:2025年7月16日]
- ID:15956
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子どもたちの主体的な学びについて
先日、長浜小学校に行き、子どもたちの授業風景を見学してきました。授業の最初にはその時間の目標が掲げられ、タブレットを活用しながら自ら課題を考え、周りのみんなと意見交換して、最後に授業の振り返りを行っていました。こうした「子どもが自ら学ぼうとする授業」のことを「長浜スタイル」の授業として、全小中義務教育学校で取り組んでいるとのことです。
この長浜スタイルの授業では、教科等で学ぶ学力に加え、「学びに向かう力」、例えば課題を自ら見つける主体性やそれを解決しようとする行動力、他者との協働性やコミュニケーション能力などを、未来を担う子どもたちに身につけてもらうことを目指しています。私が見学したときは、高学年の学級で1学期の振り返りの話し合いが行われていました。子どもたち自身で司会進行や意見交換、グループ討議を行っており、子どもたちの「真の学力の向上」を目指して取り組まれている様子がわかり、大変頼もしく感じました。
そのほか長浜小学校では「〇〇な長浜市にしたい!!」と題して、将来の長浜市についての子どもたちの意見が廊下に掲げられていましたので、昨日、長浜小学校の児童の皆さんと直接お話をして、意見を聞いてきました。子どもらしい意見や大人びた意見もあり、頼もしく感じました。次期総合計画の策定にあたって、現在、各小中学校でワークショップを行い、将来の長浜市について児童生徒の意見を聴取していると聞いています。
こうしたテストの点数だけでは測れない力を伸ばしていくことや子どもたちの意見を取り入れることは、非常に大切です。各部局長の皆さんにおかれましては、これからの市の施策を考えるにあたっては、子ども・若者の意見を積極的に取り入れていただきますよう、お願いします。

滋賀県造林公社事業について
7月8日に県の首長会議が開催され、滋賀県造林公社の今後の森林整備について議論を行いました。これまで県は、「分収造林は契約を解除して、法の規定に基づいて市町が責任を負うべき。」と主張されていました。ただ、分収造林は県が主導で進めてきた歴史的経緯があるため、森林経営管理法を適用して市町に責任を負わせることは適当ではなく、分収造林の後始末の問題と奥地水源林の菅理は分けて考える必要があることから、会議の場では「分収造林は県の施策で進められてきたので、県として責任ある対応を求めたい。」と訴えました。
三日月知事からは「分収造林については県が責任を持った形に方向修正したい。」との力強いお言葉をいただきました。知事のこうした英断は、評価したいと思います。今後の方針については県の検討会において示される予定ですが、検討会には私も委員として参加していますので、必要なことについては申し上げていくこととしていますし、皆さんにおかれましても、今後の県の動向や議論の方向性について注視いただきたいと思います。
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