【令和7年11月21日】12月定例月議会について等

今回提案する議案は、補正予算7議案のほか、条例8議案、事件議案2議案の都合17議案となります。

補正予算では、大変喜ばしいことですが、ふるさと寄附金が当初の約5.5億円に比べて約8.8億円と大幅に増加となる見込みのため、歳入を増額するとともに基金積立金と事務経費を追加する予算措置を講じています。

また、今議会では、坂口志文先生のノーベル生理学・医学賞の受賞を契機に、新しく名誉市民制度を設けることとして、新たな条例の制定を提案しています。

なお、今議会に提案する議案はもとより、市の施策の成果が議員各位及び市民に十分伝わるよう、入念な準備をもって臨んでください。また、各議員からの質問に対しては、丁寧な答弁をお願いするとともに、市政の積極的な発信も心掛けてください。

新聞報道等によれば、本日の閣議で国の新たな経済対策が正式に決定されるとのことです。今回の対策案では、物価高対策として、子ども1人当たり2万円の「子育て応援手当」の給付のほか、自治体が使い道を決める「重点支援地方交付金」に2兆円を計上する予定とされています。

詳細については今後示されると思いますが、本市にとっても物価高への対応は大きな課題です。その中で、現在実施しているデジタルクーポン「ながはま割」は、市民の皆さんや事業者の方々からも非常に好評であり、市民生活に直結する実効性のある取組だと感じています。こうした施策を支えている職員の皆さんのご尽力に心から感謝いたします。

今回の経済対策についても、市民の生活や事業者の活動を支えるために、こうした積極的な施策を展開することが重要です。国の動向を注視しながら、スピード感をもって市民生活等に関わる効果的な施策を検討し、予算化に向けて必要な準備をお願いします。