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    【令和7年8月22日】9月定例月議会について等

    • [公開日:2025年8月25日]
    • [更新日:2025年8月25日]
    • ID:16110

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    9月定例月議会について

    今回提案する議案は、補正予算5議案のほか、令和6年度各会計の決算認定9議案、条例の改正8議案、事件議案5議案、人事議案8議案の都合35議案となります。

    今回の補正予算では、国の交付金を活用した物価高騰対策に関する予算措置を講じているほか、今回、民間事業者のノウハウによる施設活用を図るための己高庵の無償貸付けの提案に併せ、施設の改修負担金を計上しています。また、6月定例月議会において債務負担行為を設定した株式会社黒壁経営改革資金貸付金については、今回、実行予算措置を講じています。

    さらに、塩津小学校と永原小学校の統合準備経費や伊香具小学校と木之本小学校の統合準備経費の一部について予算を計上し、令和8年4月の開校に向けて必要な環境整備を進めていきます。

    なお、今議会は令和6年度の決算を報告する議会であり、市の施策の成果が議員各位及び市民に十分伝わるよう、入念な準備をもって臨んでください。また、各議員からの質問に対しては、丁寧な答弁をお願いするとともに、市政の積極的な発信も心掛けてください。

    戦後80年を迎えて

    今年は、終戦から80年という節目の年を迎えました。8月16日開催の長浜市平和祈念式典では、中高生による平和作文の発表や戦争体験を語り継ぐ会の土川圓(まどか)さんの平和スピーチなどが行われ、改めて平和を次世代につなぐ大切さを感じたところです。また、8月15日に開催された西黒田地区平和祈念祭では、小学生と子ども会役員の皆さんが多数参加し、地区における戦争の記憶の継承が実践されていました。

    一方、浅井歴史民俗資料館では、終戦記念展として、旧大郷村役場(概ね現びわ南小学校区)の文書のうち「兵事関係文書」といわれる戦前戦中の兵事行政にかかわる文書が現在紹介されています。当時の役場では、兵役適齢者の調査をはじめ、軍から届く召集令状(いわゆる赤紙)や死亡告知書の配達などがあり、地域住民と戦場をつなぐ役割を担わされていました。

    戦後80年を迎えた今日では戦争を知る人が少なくなり、戦争の記憶の風化が進んでいます。平和都市宣言を行っている長浜市としては、天皇陛下の全国戦没者追悼式でのお言葉にもあったように、戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことが大切です。皆さんも今一度戦争の悲惨さと平和の尊さを深く心に刻むとともに、私たち自身も後世に伝えていってほしいと思います。併せて、浅井歴史民俗資料館の終戦記念展に展示してある資料は大変貴重なものですので、ぜひ皆さんにも見に行ってください。