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あしあと

    【令和7年12月18日】今年の市政を振り返って

    • [公開日:2025年12月23日]
    • [更新日:2025年12月23日]
    • ID:16446

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    今年の市政を振り返って

    本日は、今年最後の庁議となります。本年の締めくくりとして、職員の皆さんに感謝の意を込めつつ、1年を振り返りたいと思います。

    今年は、昭和100年、戦後80年という節目の年であり、私たちにとっても記憶に残る1年となりました。国内では、大阪・関西万博が開催され、世界中から2,500万人以上の方が会場を訪れました。県内では、9月から「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」が開催され、本市でも柔道や相撲、ソフトテニスなど8つの競技が行われました。選手たちの熱い戦いを間近で見ることができ、参加者にとっては忘れられない経験になったことと思います。また、秋には多彩なイベントが相次いで行われ、「長浜kimono AWARDS」では世界的アーティストであるYOSHIKIさんが、「小谷城戦国まつり」や「石田三成祭」では、それぞれ俳優の中島歩さん、松本怜生さんが参加されるなど、今年は例年以上に特別な秋となりました。さらに12月には、本市出身の坂口志文先生が、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。11月に市役所で行った「お祝いの会」には坂口先生もお越しいただき、若者たちに向けた熱いメッセージをいただいたところです。

    一方で、直面するさまざまな課題に対しても、皆さんとともに積極的に取り組んできました。

    まずは、病院の再建・再編です。市立2病院の経営悪化により、病院経営が成り立っているという前提条件が著しく変化したことを踏まえ、病院再編についても再検討が必要となり、この1年間は病院再建の取組を徹底してきました。長浜市の将来の医療を守るために、今後は、当面の経営再建及び病院再編を加速する新しいステージに入ったものと考えております。今後の検討においては、市立病院の機能について、考え得る幅広い選択肢をテーブルに乗せて、そのメリット・デメリットや市民負担についてもしっかりと示しつつ、市民の皆さまとともに議論してまいります。

    また、滋賀県分収造林事業のあり方については、長浜市長として不採算林の取り扱いについて県に問題提起したところ、不採算林の県有化等を前向きに検討する方向で議論が進展しました。今後も県の動向を注視し、市民への影響を最小限に抑えるよう取り組んでまいります。こうした県と市町の役割分担については、スマートシュリンク(賢く縮む)の視点も含めて、下水道事業においても進めているところです。

    そして、未来に向けた重要な第一歩として、次期総合計画の策定を進めてきました。「長浜市の未来図」をもとに、約1,800人の市民の方からいただいたご意見を整理し、本日の庁議で「長浜市総合計画 基本構想(素案)」として提示させていただきます。12月26日の長浜改革会議の議論を踏まえて、更なるブラッシュアップを図り、市民の皆様とビジョンが共有できるような計画にしていきたいと考えます。

    今年は「挑戦を成果へ」というテーマで、改革の果実を享受できる年となるよう取り組んできました。この1年を振り返ってみると、皆さんの努力によって、今述べたことに限らず、本当に多くの成果を生み出すことができたと感じています。改めて職員の皆さんに感謝申し上げます。

    今年も残すところ2週間ほどとなります。1年間頑張った自分自身を、そしてその支えとなったご家族を労い、心身を休めて、また来年に向けて英気を養ってください。引き続き、来年も一緒に力を合わせ、長浜市をよりよい未来へ導いていきましょう。

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