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あしあと

    【令和6年4月17日】子どもが中心となったまちづくりの展開について

    • [公開日:2024年4月18日]
    • [更新日:2024年4月18日]
    • ID:14140

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    令和6年度施政方針について

    一昨日、曳山まつりの本日を迎え、子ども歌舞伎の見事な演技が披露されました。コロナ禍をへて、全ての行事が本来の形に戻り、連日多くの方にお越しいただきました。私自身も裸参りや夕渡り、狂言奉納など、多くの行事を見学しましたが、町衆の力によって支えられている曳山まつりの歴史的な重みを改めて感じ、長浜の誇る文化遺産であることを再認識しました。同時に子どもたちの真剣な眼差しや笑顔が印象的で、子どもたちが主役となったまつりであることを強く感じました。子ども歌舞伎での素晴らしい演技をはじめ、御幣使や夕渡りでの役者顔見世など、子どもが主役となる行事のほか、裸参りでも、子どもを担いだり、励ましたりと町衆の皆さんが子どもたちを支える姿にも感銘を受けました。まさに子どもから大人まで、地域が一体となってまつりを支え、継承されているこの仕組みが何百年も続いていることこそ、曳山まつりの伝統であり、その重みだと思います。曳山まつりに関わらず、長浜の他の祭りも同様に世代にわたって地域で継承されており伝統があるものと考えています。

    しかし少子化などにより、まつりの担い手不足が大きな課題となっています。長浜の文化の象徴である曳山まつりを、未来に残し続けるため、市内外の多くの人に知ってもらい、関心を高めてもらうために、行政として積極的な情報発信をしていきたいと考えています。

    また今年、曳山まつりに合わせて開催された「全国山・鉾・屋台保存連合会総会・長浜大会」では、西中学校の生徒の皆さんが曳山について現地で案内をしてくれました。このようなおもてなしの対応はとても重要であり、貴重な経験になったと思います。こうした小さい時の経験や体験は心に深く刻まれ、将来長浜に戻ってくることにつながり、地域の魅力や文化を育む一助にもなると考えています。

    このように地域の祭りや活動を通じて、子どもたちが大切に育てられてきた文化は長浜市の誇りであり、またシビックプライドを高め、将来の長浜市を築く上で大事な要素であると考えています。

    そのためには、子どもたちが〝まち〟と関わる場や機会を得られることが重要になってきます。昨年の450年事業で立ち上げました実行委員会においても祭りやイベントに子どもたちが関われる仕組みを作っていきたいと考えておりますが、このことに限らず教育や地域活動など各施策分野においても、子どもを大切にする文化をさらに推進していくため、積極的な検討をお願いします。

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    長浜市未来創造部政策デザイン課

    電話: 0749-65-6505

    ファックス: 0749-65-4006

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