【令和6年9月18日】高齢者活躍の推進等について
- [公開日:2024年9月24日]
- [更新日:2024年9月24日]
- ID:14781
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高齢者活躍の推進について
労働力人口の減少等により、さまざまな分野で人出不足や担い手不足が問題となっています。一方で、退職したのちも就業や労働に意欲的な高齢者もおられます。企業における高年齢者の活躍を推進するための法律により、来年4月以降は希望者全員に65歳までの雇用機会を確保することが義務化されるほか、先日示された「高齢社会対策大綱」において、高齢期の就業に向けた学び直しやデジタル技術を学ぶ機会の充実、また高齢者の就業促進に関する数値目標も具体的に明示されました。このように、これまで以上にシニア人材の活用が進むものと思いますが、企業だけでなく行政サービスの提供や地域づくりの点でも、こうした人材活用は大事な視点であると考えます。シニア世代に限定したものではありませんが、一例として今年度から、地域の中でデジタル活用を支援する人材を養成して、地域のニーズに応じた相談対応を行う「ながはまデジタルサポーター」を募集しました。60代や70代の方を中心に10名の方が応募され、養成講座をへて、このほどサポーターになっていただきました。早速本日、虎姫のコミュニティセンターで活動を始めていただいており、高齢者の一つの活躍の場となっています。また長浜市のシルバー人材センターの会員数は全国でも有数で県内でも一番多く、こうした強みも活かし、高齢者の働き口を広く確保する、その受け皿づくりがさらに重要となるなか、高齢者人材が活躍できる社会づくりを進めていきたいと考えます。

女性活躍の推進について
国が毎年作成しています「女性版骨太の方針」において、今年度の方針では人材の育成に力点がおかれています。具体的には「企業における女性採用、育成、登用の強化」「理工系分野での女性活躍の推進」「女性起業家の支援」などが示されています。また地域における女性活躍の推進の鍵となるリーダーの意識醸成と育成についても重要であるとしています。さらに根底的なこととして、固定的な性別による役割分担意識であったり、無意識の思い込みの解消に向けた意識改革と理解促進を図り、性別にとらわれない働き方を推進していく必要があるとしています。高齢者活躍と女性活躍については、多様性の促進や労働力不足への対策、自己実現による社会全体のウェルビーイングの向上など、地域の持続的な発展にとって重要な視点であり、国の概算要求事項や方針など最新の情報を収集しつつ、次年度施策に向けてそれぞれ検討をお願いします。
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