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あしあと

    【令和6年8月21日】病院再編等について

    • [公開日:2024年8月29日]
    • [更新日:2024年8月29日]
    • ID:14684

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    今月8日に、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が初めて発表され、市として災害警戒本部体制をひき、万一の場合に備えた対応をしました。その後、臨時情報の解除に伴い市の体制も解きましたが、地震発生のリスクが低くなったわけではないので、もしもの場合は、即座に体制が組めるよう、予め出来うる準備はしっかり整えておくようお願いします。

    また緊急時にはいかに正確な情報を迅速に届けられるかが重要となるので、有効かつ確実な手段で市民の皆さんに情報を提供できるよう準備をお願いします。

    病院再編について

    先月に続き、今月6日に開かれた市議会の地域医療再編特別委員会では、京大病院と滋賀医大から院長や学長など、4人の方に出席いただきました。両大学からは、医師の働き方改革が始まっているなか、「医師の退職後、後任の若い医師を補充できない現状がある」とし、診療科の集約・再編の実現を強く求められ、その前提として3病院の統合が必要であるとの発言がありました。また、経営を一体化しなければ急性期、慢性期、後方支援、へき地医療について、有機的な連携や役割分担もできず、これまで政策医療を担われてきた長浜赤十字病院の役割は非常に大きく対応力も高いことから、日赤抜きで考えるのは非常に難しいとの意見もありました。一方で「今の進め方は遅い」との危機感も出されており、検討の加速化が求められている状況にあります。

    昨年9月に再編方針を表明して以降、さまざまな機会を通じて、診療科の再編、経営一体化、そして指定管理の実現の必要性を説明してきましたが、今回の大学からの発言は、改めて真摯に受け止めなければなりません。もちろん重要なテーマであるため丁寧な議論が必要でありますが、市全体としての決断に資するよう、直面する課題に対して、一つひとつ具体的な検討を進めていく必要があると考えています。そこで、今後の検討事項として、職員処遇、指定管理の諸条件、財政負担の3点を優先課題とし、市としての方針を検討、決定していきたいと思いますので、関係部局の協力をお願いします。


    ゼロカーボンの取組について

    8月20日にこほくゼロカーボン推進連絡会議などの主催により「エネルギーエージェンシー設立に向けたシンポジウム」が開かれ、地元経済界や金融機関、行政機関、議員の皆さんなど、約170人が参加され盛大に開催されました。

    このなかで、「エネルギーエージェンシーこほく」の立ち上げについての説明がありました。この組織は地域の脱炭素社会の実現に向け、企業の省エネ、再エネ対策や行政の脱炭素政策に対し専門的支援を行う中間支援組織であり、主にヨーロッパで普及しているものになります。ただ日本ではほぼ例がなく、市町村レベルでは初めての試みで、国においても注目をしている取組です。このような組織設立への動きに多くの事業者が賛同いただいており、地域全体を巻き込みながら取り組む形は、まさに長浜ならではのスタイルで、改めてシビックプライドに基づく市民力の力強さを誇りに思います。

    市としても、ゼロカーボンの視点から地域課題の解決や地域の活性化に取り組んでいくなかで、このエネルギーエージェンシーへの参画について、しっかりと調整を進め、行政として求められる役割を果たしていく必要があると考えています。本日は後ほど、ゼロカーボン推進本部会議を開催しますが、今後、市としてどのようにゼロカーボンを推進していくのか全庁的に考えていただきたいのでよろしくお願いします。


    こども・若者との対話について

    昨今、未来こども若者局を中心に推進いただいています、こどもや若者との対話に関して、先日実施した2つのことについて触れたいと思います。一つは昨年から続いて2回目となる中学生トークで、市内全12中学校から23人の生徒の皆さんが「長浜を好きになって愛着をもつためには、どんなモノやコトがあれば嬉しいか」というテーマについてグループワークを行い発表いただきました。皆さんからは、子どもも大人も楽しめる場づくりや市全体を一つの娯楽施設に見立てる提案、中には廃校の利活用など、希望にあふれた提案や斬新なアイデアがたくさん出ていました。

    もう一つは、「いいね!長浜会議」を通じて虎姫高校の生徒会を中心とした学生と「びわ湖の保全活動と探求学習の推進」について意見交換を行いました。生徒の皆さんからは、こうした保全活動を他の学校や地域に拡大させたいという提案があり、市からはイベント等を通じた周知のほか、広報やSNSなど情報発信の仕方や方法について紹介したところ、これを受けて実際に、民間団体(滋賀経済同友会)のシンポジウムにおいて、自分たちの活動を発表する機会を設けていただくことになりました。

    今回の中学生トークや虎姫高校との意見交換は、こどもや若者の声や思いを聴き取り、政策に反映させていく仕組みでありますが、同時に大人とつながることで、こどもや若者にとっても、新たな視点や気づきが得られるなど、双方にとって価値が創り出せるものになると思いますので、各部局においてもこのような場や機会を設けるなどして、施策構築のブラッシュアップにつなげていただくようお願いします。


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    長浜市未来創造部政策デザイン課

    電話: 0749-65-6505

    ファックス: 0749-65-4006

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