【実証栽培】メロン「アールスミラノ春2」

市は小谷城スマートインターチェンジ栽培実験農場において、県、JA北びわこと連携し、施設園芸による市場ニーズの高い農産物の実証栽培に取り組んでいます。
実証栽培にはJA全農が推奨する隔離床養液栽培装置「うぃずOne」を活用し、栽培の普及に向けてノウハウの蓄積に取り組みました。

栽培槽に直径4㎝程度の穴を2か所開け、殺虫剤「アドマイヤ」を入れて苗を定植しました。定植直後、株元には30℃位に温めたトミー液肥を与えました。

メロンの糖度を高めるため、収穫の2週間ほど前から徐々に潅水量を少なくしていきます。
収穫したメロンは1つ1つ糖度を測定し、箱詰めして直売所へ出荷しました。

延べ作業時間：363時間

• 適切な防除と潅水管理により、収穫前の尻割れがほとんどなく、製品化率が向上しました。
• 保水性・通気性に優れた培土と保温性・透光性に優れたハウス内二重カーテンの導入により生育が良くなりました。
• 収穫前に潅水を絞ることで糖度を高められる一方、水分が不足するとつるが枯れ、商品価値が下がるため、潅水量の厳密な管理が重要で、栽培技術のさらなるの向上が求められます。
  

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