【実証栽培】加工用トマト(産地化R4)
- [公開日:2024年8月20日]
- [更新日:2024年8月20日]
- ID:11411
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市は、カゴメ株式会社、ヤンマーマルシェ株式会社と連携し、ジュース向け加工用トマトの産地化を見据えた実証栽培を行っています。
2年目となる令和4年度は、昨年度の小谷城スマートIC栽培実験農場0.3ha別ウィンドウで開くから、市内6生産者の協力を得て市内7圃場計2.5haに面積を拡大。栽培時期を早期、中期、晩期の3つに分けて取り組んでいます。


ジュース向け加工用トマト 実証栽培

実証栽培の結果
令和4年度は、6生産者7圃場計2.5haで実証栽培を行いました。
平均単収は3.24t/10aと目標としていた4t/10aには届かなかったものの、5.6t/10aと全国でもトップクラスの収量をあげた生産者もおり、加工用トマトの産地化にむけ、本市の可能性を示すことができました。
次年度も、面積を拡大し、企業連携による加工用トマトの栽培に取り組みます。

栽培記録

令和4年7月21日から 機械収穫
加工用トマトが順調に生育し、7月21日(木曜日)から収穫が始まりました。
専用の機械での収穫により、作業の効率化が図られています。




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令和4年6月17日 枝分け(中期グループ)
中期グループで、「枝分け」作業が始まりました。柏本農園さんは、自作のローラーをトラクターに取り付け、効率的に作業を進めておられます。
トマトの苗は日ごとにモリモリし、花盛りです。この枝分け作業で受粉が進み、実つきが良くなります。
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令和4年6月10日 枝分け(早期グループ)
早期グループで、「枝分け」作業が始まりました。この作業は、株の偏りを防ぐため左右に枝を広げるとともに株にストレスを与えて実つきを良くします。
株元のマルチをめくると、マルチ下までトマトの根が広がっていました。

枝分け作業

マルチ下まで伸びたトマトの根

下のほうでは実をつけ始めました

病害虫対策
病害虫を未然に防ぐため、ヤンマーマルシェの指導のもと、定期的に薬散防除を行います。





定植(4月中旬~5月上旬)
圃場の砕土を十分に行い、それぞれ圃場の土壌分析結果に基づく施肥設計により、基肥、畝立て、マルチ張りを行った後、4月19日から順次、定植を行いました。
使用した機械はヤンマー製汎用野菜移植機をトマト仕様に改造したものです。
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トマト苗のピンチ作業
トマトの苗が届きました。定植までに、苗の本葉4枚を残し、先端(生長点)をピンチします。



ジュース向け加工用トマトの産地化
本事業は、カゴメ株式会社(本社:名古屋市)、ヤンマーマルシェ株式会社(本社:大阪市)と連携し、カゴメ株式会社からは栽培方法・技術の提供、ヤンマーマルシェ株式会社からは栽培支援を受けるとともに、定植や収穫を機械で行うことによる省力化等を図り、本市での加工用トマト(カゴメ全量買い取り)の生産拡大を進め、産地化による農業者の経営の安定化及び地域農業の持続的発展を目指します。

生産者の皆さん(50音順)








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