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あしあと

    【実証栽培】小玉スイカ「ピノ・ガール」(水田転作、ブランド再興)

    • [公開日:2022年6月29日]
    • [更新日:2022年6月29日]
    • ID:11412

    市は小谷城スマートインターチェンジ栽培実験農場において、県・JA北びわこと連携し、水田転作による小玉スイカ「ピノ・ガール」の実証栽培に取り組んでいます。

    栽培記録

    令和4年6月27日 着果進む

    着果が順調に進んでいます。
    収穫時期を管理するために、果実がテニスボールくらいになったのを目安に着果棒を立てています。写真の赤色の着果棒は6月24日金曜日に立てたものです。

    令和4年6月17日 ミツバチ受粉

    整枝後、つるがグングン伸びてきました。ミツバチが受粉に活躍中です。

    令和4年6月2日 摘心・整枝

    苗が順調に育ってきました。親づるを摘心し、子づるを4本に整枝しました。

    令和4年5月29日 マルチ張り

    畝の両脇にマルチを張り、つる巻きネットを広げます。伸びてきたつるはこのネットにつかまるようにしてマルチ上を這い、実をつけていきます。

    令和4年5月2日 定植

    グリーンマルチを施した2本の畝に「ピノ・ガール」の苗160本を定植しました。
    事前に殺虫剤「モメントフロアブル」を苗に散布しておき、定植時、株元に殺虫剤「アドマイヤ粒剤」と液肥「トミー」を使用しました。

    定植後は雨風を防ぐため、畝全体にトンネルをかけます。
    さらに苗が活着するまでの約1週間、日光を軽減するため寒冷紗を設置します。

    令和4年4月24日 圃場準備

    実験農場の南側約8aに幅110㎝、高さ約10㎝の畝を2本立て、グリーンマルチを張りました。
    グリーンマルチは黒マルチよりも地温が上昇しやすく、スイカ栽培に適しており、雑草も抑制できます。
    この作業は、水稲の田植え作業が本格化する前に、畝立て・マルチ張りが同時にできる機械で行いました。

    実証栽培

    長浜市におけるスイカ栽培はかつて高月地域を中心に盛んに取り組まれ、「高月メロン」と並び「高月スイカ」としてブランドを確立してきました。しかし、スイカは重量物であり、栽培に手間がかかるため、生産者の高齢化等に伴い、生産量が減少しています。

    今回栽培する小玉スイカ「ピノ・ガール」は糖度が高く、種まで食べられるのが特徴です。また、まるごと冷蔵庫に入る、食べきりサイズで核家族化が進んだ近年の市場ニーズにも応えた品種です。さらに生産者にとっては、比較的軽量であることから、作業負担の軽減につながります。

    本実証栽培を通し、市場ニーズに対応した品種選定、作業負担の軽減を図り、水田でのスイカ栽培、地域ブランドの再興をめざします。

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