【実証栽培】大豆・大麦増収 土壌改良(新ふりかけ堆肥eco)
- [公開日:2022年6月21日]
- [更新日:2022年6月29日]
- ID:11617
市は県、JA北びわこと連携し、市内農業者の協力のもと、小谷美濃山町の圃場において、大豆・大麦の増収を目的とした堆肥(新ふりかけ堆肥eco別ウィンドウで開く)投入による土壌改良の実証を行っています。
栽培記録
令和4年6月20日 大豆播種
大麦収穫の3週間後に大豆を播種しました。今後、生育調査を行い、堆肥投入の有無による違いを観察していきます。
令和4年6月9日 堆肥投入(2回目)
大豆の播種前に「新ふりかけ堆肥eco」を西から1番目、3番目の圃場に散布しました。
令和4年5月30日 大麦収穫・土壌分析用サンプル採取
栽培中の大麦が収穫期を迎え、刈り取りを行いました。収量を正確に把握するため、JA北びわこの施設に搬入し、圃場ごとに重量をはかります。
また、大麦栽培後の土壌の状態を把握するため、土壌サンプル採取を行いました。
令和3年12月8日から 大麦生育調査
実証圃場で栽培中の大麦の生育調査を行いました。
生育調査では、草丈や茎数、葉色、稈長、穂長、穂数等を確認し、生育状況を記録します。出芽期から成熟期にかけて6回実施しました。
令和3年10月14日 堆肥投入(1回目)・大麦播種
実証圃場の西から1番目、2番目の圃場に「新ふりかけ堆肥eco」を散布した後、全圃場に大麦を播種しました。
令和3年10月12日 土壌分析用サンプル採取
実証栽培を開始する前の土壌の状態を把握するため、土壌サンプル採取を行いました。
実証栽培
近年市内では大豆の収量・品質が低迷しており、その原因の1つとして地力の低下が考えられることから、土壌改良効果のある「新ふりかけ堆肥eco」の投入による大豆の増収効果を実証します。
「新ふりかけ堆肥eco」は、市内の農業者が入手しやすく、扱いやすい粒状濃縮堆肥です。
大豆の前作が大麦であることから、大麦播種前から実証を開始し、大麦の増収効果についても確かめます。
圃場設計
図のように隣接する4圃場を(1)麦前と大豆前に堆肥投入、(2)麦前のみ堆肥投入、(3)大豆前のみ堆肥投入、(4)堆肥投入なしの4通りに分け、圃場ごとの土壌分析と収量比較により、堆肥投入の効果を確かめます。
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