学校・園活動紹介18「未来を創る子どもたち」～浅井小学校～

広報ながはまに毎月掲載している学校・園活動紹介「未来を創る子どもたち」です。

　浅井小学校は今年の4月、七尾小学校と統合し、新しい『浅井小学校』としてスタートしました。学区は上草野・下草野・七尾の3つの地域に広がり、これまでの徒歩通学から登下校時にスクールバスを利用するところも増えました。子どもたちは昨年まで学校間交流やシミュレーションを重ねてきましたので、スムーズに学校生活を送っています。
　朝の始業前には10分間、「Tenトレ」という時間を設定し、日替わりでさまざまな体の動きを体験する取組を続けています。朝から楽しく体を動かすことで、脳の活性化や体力の維持・向上につながっています。子どもたちは、朝、すっきりとした頭で1時間目をスタートさせています。
　また、これまでよりも学区に広がりができたことで、人やモノとの触れ合い・つながりを持てる機会や場が増えました。学区は山間部から平野部まで続いているため、自然や歴史、産業など多くの特徴をもっています。これらを、1年生から6年生までの学習に取り入れ、「つながり」を重視した活動を大切にしています。

　例えば、低学年では、学校近くの親水公園や神社・商店、中学年は3つの地域と姉川・草野川、高学年は姉川古戦場や各地域の先輩とつながる取組を設けています。
　子どもたちは、学区の広がりと共に、これまであまり知る機会のなかったものに多く関わることができるようになりました。広い視野を持ち、ふるさとの自然や歴史、人や文化に触れ、ふるさとを愛し誇りを持つとともに、心豊かでたくましい子どもの成長を願っています。